早や10月、今年も残す処、三ヵ月になってしまった。猛暑から一気に寒気の押し寄せる昨今になってしまった。
毎年暦の様に正確に咲く彼岸花も今年は遅れてやっと開花しました、今年は猛暑で10日程遅れて9月の末から咲きはじめた。真っ赤な花に青空は日本の良き田園風景です。
雪が降った様に見える白い田園には蕎麦の花も咲いて来ました。
秋の実りも今は収穫で大忙し、米も猛暑で例年の98%の出来だそうです。人生、少し上手く行くとふんぞり返る人間と違って、実るほど頭のさがる稲穂も収穫を迎えています。
諸行無常の世の中、先日までは暑い、暑いとボヤキ、今年の冬は寒く成るとの予想ですが、又寒い寒いとボヤクでしょう。毎日同じ様な平凡な日々、しかし同じ様に見えてる日々も、又変化している。楽しい日々も平和な日々も何時までも続かない、逆に苦しい日々も辛い日々も、又何時までも続かないものです。だから人生落ち込む事無く希望を持って前を向いていれば必ず光は射してくる、と云うのがお釈迦さんの教えなのです。しかし凡人は今の生活が何時までも続くと思い、有頂天になったり、又苦しんで、もがきどん底の自分を悲劇のヒロインと考える愚かな動物の様です。