天狗さん、ロンドン郊外に住む娘夫婦の二番目の子供誕生と云う事で渡英する(2月27日~3月9日)。
出産予定の一日前の3月3日午前5時ごろ(現地時間)産気づき病院へ緊急発進。10時45分無事男の子を安産で出産する、良かった、良かった。
イギリスは日本と違って出産すると即日退院が原則だそうで午後の6時には我が家に母子とも帰宅、生後7時間の赤ちゃんです。目も口も鼻も耳も指もキチンと付いている。当り前の様に思うがこの当り前がどれだけ有難い事か。
早速ダーディはケイキを買いこんでお祝いの準備です。
ハッピバースデイの飾り付けも終わりました。料理も立派に並んでいますが赤ちゃんは何も知らず大人だけが騒いています。
豆天狗に手荒く歓迎されるゴマ天狗。
豆天狗は急に家族の一員になった赤ちゃんの出現が理解でき無い様子です、マミー(母)とダーディ(父)の愛情を独り占めしてきた豆天狗ですが既に最初のジェラシーとの戦う修行が始まりました。
あくる日には病院から保険師さんに来て頂きゴマ天狗さんの体調チェックです、股関節の脱臼は無いか、心臓などの臓器は正常か、オッパイの呑みっぷりはどうか、・・・・・・すべて合格でした、これから娑婆の厳しい修行が始まるぞよ。
お兄ちゃんの豆天狗は不思議な光景に真剣な表情です。
不思議な事に誕生の『誕』を漢和辞書で調べると『誕』は嘘、偽りと記載それている、つまり嘘、偽りの世に生まれたと云う事になるのです。
お釈迦さんは『この世は皆苦』と云われた、かの有名な聖徳太子さんはこの世を『世間虚仮 唯仏是真』と云われた。つまり世間は嘘、偽りの世で有り、仏さんの教えだけが真理(正しい)だと云うことらしい。
頑張れ 豆天狗とゴマ天狗、人生の修行は永いぞ。