3月18日、春が近いと云うのに底冷えのする朝です、鈴鹿連峰は雪で薄化粧しました。今日は我が小学校の卒業式にお招きを頂き出席する。
歴史あるこの小学校、明治7年に開校し今年で130年近く経ちましたが生徒の減少で今年で一応閉校することに成りました。新年度からは学校が統合されてこの校舎で新しい名前の学校として再スタートします。
学校へ行くと半旗が掲げて有りました、東北関東大震災への哀悼の意味でしょう。
今回の卒業生は16人です。校長先生のお言葉を頂き緊張気味でした。少し大きめの中学校の制服がよく似合う。
在校生の送る言葉 卒業生一人ひとり抱負を宣言しました。 人や動物達を助ける仕事に就きたい。 御婆ちゃんの料理が大変美味しかったので自分は調理人に成って御婆ちゃんに食べて貰いたい。 大企業の社長に成って親に喜んで貰いたい。 理科の勉強が好きだったので科学者になりたい。 (ノーベル賞候補出現だ) プロ野球の選手になりたい。 作家になりたい。 在校生に花束を頂いて最後のお別れ いじめの事を皆で学んだので友達や家族の事を思える人に成り、この経験を中学校でも活かせたい。 (立派だ) 安全な空の旅が出来る様に航空管制官になりたい。 新体操の選手になりたい、努力することで多くの事を学んだ。 等など抱負が一杯だ。四、五年前の卒業生の抱負はプロ野球の選手になりたい、サッカーの選手になりたい、が男性の七割程度居た、日本の将来は如何なるのか心配した、しかし今年は一人ひとりの抱負の中に優しさや思いやりが有り、人の為とか社会の為に頑張ると云う卒業生が殆んどだったのは心豊かにしてくれた。この学校の最後の卒業生は3876号でした。立派に巣立って行きました、卒業式はお目出度い行事ですがちょっぴり寂しい別れだった。
広い体育館は大形ストーブで暖を取っていたが大変寒く足がジンジン痛くなってきた、しかし被災地の事を思えばこれでも極楽だ、贅沢云ったに切りがない。
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