アイリス ふれあい農園

野菜作りを楽しみませんか。定年後の第二の人生の癒しに、家族で野菜を育てる楽しみ、土と戯れて野菜作りでストレス発散。

魂の故郷 お伊勢さん参拝

2009年01月16日 | 日記・エッセイ・コラム

1月15日、肌を刺す様な寒い日、日本人の魂の故郷、お伊勢さんに参拝をする。既に平成25年に行われる式年遷宮の準備がいたる所で見受けられました。

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内宮に架かるこの宇治橋も御遷宮の4年前に新しく架け替え、今年の11月には新橋の渡り初めが有るそうです。

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今の橋の下手には既に仮橋が完成していて内宮参拝を済ました方の帰り道に成っていました。

この式年遷宮は何時の時代から始ったのかを調べて見ますと天武天皇がこの制度を定められ第一回の遷宮は持統天皇(690年)によって国家事業として行われたそうです。その後時代が進み戦国時代に入り約120年程遷宮は中断しましたが第41回遷宮は織田信長や豊臣秀吉が造営資金を出して再開されました。その後は徳川幕府が造営資金を出して行われました。明治、大正、昭和の時代に成ってからも国家事業として引き継がれましたが昭和20年に敗戦を迎えましてからはGHQの指令で「国と神道は分離すべし」が決まり、その後は伊勢神宮自身と全国に広がった奉賛会によって新しい体制で行われる様に成りました。

第60回遷宮(昭和42年)の総予算は76億円

第61 回遷宮(平成5年)の総予算は327億円

今回の第62回遷宮(平成25年)の総予算は一千億は遥かに超えるのではないでしょうか

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古い宇治橋の入り口一番左の擬宝珠(ギボシ)は元和5年(1619、江戸時代前期)の銘が刻印されています。

式年とは「定められた年」、「規定された年」と云う意味だそうです。

式年遷宮で新調される装束は525種類、1815点、さらに神刀や鏡等の神宝の調度品は189種類491点の膨大な伝統工芸品が新調され技術が伝えられます。今回の式年遷宮の費用が仮に1300億掛かったしましょう。高いでしょうか。建物から装飾品まで20年掛けて技術の継承が脈々と続く日本の良き伝統工芸継承代として仮に1300億÷20年としますと、一年65億円です。無駄な処に国家予算が使われている事を思えば日本の伝統工芸継承代の65億円は安いと思うのですが如何でしょうか。比べるのが失礼ですが(株)森ビルが六本木ヒルズを17年の歳月と総事業費2700億円投じたそうです。想いはそれぞれ何かの参考に。

伊勢神宮の神々しい神域の中でのお参り、「今年もご神徳を頂けます様に」
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