好天に恵まれた今年の多度祭り、長い馬場を走り、坂道を走り、最後は2~3mの絶壁を人馬一体で駆け上がる勇壮な祭りです。
坂の真下では馬を迎える神事が行われるのですが神職以外は酒に酔って御覧の様にグタグタの祭事男達、祭りならではの風景です。
七度半と云う神事が終わると場内の雰囲気は一気に緊張、坂の上から坂の下まで馬が真っすぐ走る様に人の鎖が出来ます。
人の鎖は坂の下まで続いて人馬一体の発走準備完了です。境内は数万人の人で身動きが出来ないくらいです。
見事坂を上がりました。5日は6ケ村から6頭の馬が出て半数以上が見事に上がりました、こんなに沢山上がる事は珍しく、隣で見ていた若い女性は「今年は豊作だ」とハシャイテいました。今時の若い女性が豊作を喜ぶなんて微笑ましい話です。
坂を上がった馬と騎手は自慢気に皆さんにお披露目と、神さんにお礼の参拝です。やはり今年の上げ馬神事も安部ノミクス効果を予言するかの様に何頭も上がった。日本の元気も経済も豊作に成ると本当に神さんのお告げが出たのでしょうか。
信じる者は救われる。
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