菰野町湯の山のみろく苑では今年もつつじが満開を迎えました。
赤に白にピンクに色とりどりに咲き乱れたつつじの花も散り染めてきましたが花の蜜を求めて虫達がブンブント騒いでいます。
蜜蜂だけでなく多くの昆虫がつつじの甘い香りに誘われて花の深くまで潜り込んで蜜を採取しています。昨年は日本の蜜蜂が病気で激減した事を聞きましたが今年は如何なのでしょうか?。
フトこの姿を見ていたら今読んでいる般若心経を思いだした。日本で一番読まれているお経は、わずか276文字にまとめられた「般若心経」ですが奥が深く解釈が大変だ。
「摩可般若波羅蜜多(マカハンニャハラミッタ)」・・・仏さんの智慧は超越した不思議な力がありこれが分かると悟りの世界だと解釈もできますし、薬師寺管長の故高田公胤さんは般若心経を簡単に「偏らないこころ、こだわらないこころ、とらわれないこころ、ひろく、ひろく、もっとひろく、これが般若心経、空(くう)のこころなり」と説いています。しかしこの蜜多とは蜜が多いと書いてありますが何故なのでしょうか。この心経が分かると蜜の如き甘く心が癒されるのでしょうか。働蜂に働かせて蜜を横取りする私達に仏の慈悲が頂けるのでしょうか。
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