4月16日 日曜日
桜ではなく土木工学のすばらしさとして琵琶湖疎水が見てみたくなったので行ってきました。
と言うことでお寺参りは二の次で、南禅寺の水路閣から見ていきます、素人的見解から言いますと琵琶湖疎水の終わりのあたりです。
この橋の上を水路で琵琶湖の水が流れています、現役です。
1890年ごろの工事の南禅寺さんの判断が凄い!お寺の中を通っています。
当時も景観論争などあったそうですが、良く通らせてくれたことです。
これが無かったら、今の京都はなかったかもしれませんし、南禅寺も普通のお寺のままかも知れません。
お寺としては?疑問かもしれませんが、来る人のほとんどが水路閣を見たら帰ります。
そうしてこれがインクライン。
京都の水路と琵琶湖の水位の落差が50mほどありますので、船が行き来出来ません。
要するに船のケーブルカーです。
日本初の工業用水力発電をこの落差で発電し、その電力の一部で35馬力モーターを回し、ケーブルカーを動かしたそうです。
終戦直後くらいまで現役だったそうです、その後は国道が整備されトラック輸送に取って代わられたのだそうです。
船を乗せた台車です。
インクライン用に決められた船が製造されてました。
約20㎞先の琵琶の水が滞りなく流れるような勾配で、20㎞もの水路トンネルを掘って行ったのです、3人くらいの工夫が手掘りで!24時間体制で!すごすぎ。
RC飛行機のガソリンエンジン用プロペラ軸の4穴なんか、ジグを使って開けても一発で合わないのに、なんで間違いもせず掘り進めるんだろうね?
と、ひとりでロマンに浸っております。
NHKのプロジェクトXが好きだったなぁ、ダム建設、トンネル建設、巨大橋梁建設、タワーの建設・・・いいなぁ。
コロナがほぼ終息して、マスクも基本いらなくなり琵琶湖も凄い人出です。
ただし、9割くらいの日本人はマスクしてましたけどね。
すごく沢山に戻った外国人はアジア系の人はマスクありが多く、白人系の人はノーマスクでした。
走行写真は全部インスタ360です。
もう、元取った気がします。
次はおそらく神子畑選鉱場跡にいくとおもいます、今月末ごろかな?
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