“天皇陛下に、靖国神社を参拝していただきたい” 福岡遺族会、A級戦犯分祀を求める
今年の10月に福岡で 戦没者遺族団体の福岡県遺族連合会は、27日、
靖国神社に合祀されている
A級戦犯14人について、
分祀を求める決議を採択した。
『天皇・皇后両陛下、内閣総理大臣、全ての国民に、
わだかまりなく靖国神社を参拝していただくため』というのがその理由らしい。
この連合会の会長に自民党の元幹事長の古賀誠氏がなっている。
安倍総理を自民党右派とするならばその対極にあるのが
古賀氏である。
媚中派重鎮と呼ばれ
自民党内では珍しい護憲派
元幹事長で総理候補
何から何まで安倍氏とは真逆なのです。
人権擁護法案推進、人権問題等調査会顧問、
遺族会会長でありながら分祀論者という掴み所のない、
なんとも理解に苦しむ人物像なのてす。
靖国神社総代と日本遺族会会長であるのに、靖国参拝について
「近隣諸国への配慮が必要」などと発言。これを機に靖国神社総代を退きました。
【北京共同】自民党の古賀誠元幹事長は19日、中国共産党の王家瑞対外連絡部長と北京市内で会談した。
王氏は、古賀氏が提起している靖国神社のA級戦犯分祀論について
「日本国内で受け入れられるのであれば、一つのいい方向だ」と述べ、
日中関係が冷え込んだ要因となった靖国問題の解決策として期待を示した。
媚中どころか南京記念館にも通う親中なのです。
これが野党であれば売国と批難されて終われるのですが、
自民党内のバランスを保つ役割や日中関係のバランスを保つうえでのキーマンである
とも言えてしまう位に無視できない微妙な立場にあるのです。
このバランサーの立場を度外視して見れば
靖国総代、遺族会会長が中国の顔色を気にするとの矛盾が浮き彫りになり、
戦犯を分祀し天皇陛下、首相、国民がなんら引け目を感じることなく通える追悼施設
にという倒錯した考え方が、福岡県の遺族会がA級戦犯分祀の決議を採択してしまう暴挙が納得できます。
歴史認識、つまり大戦の総括も出来ていない日本が
赦免され存在すらしていない戦犯を不可能な分祀を進める
古賀誠氏はそんな砂上の楼閣を建設しようとしている。