五輪開催地、ロンドンに変更か！？

2020年夏のオリンピックの東京への招致に関連して、日本側が国際陸上競技連盟に協賛金を振り込んだ可能性があるとフランスの検察当局が明らかにし、本格的に捜査を始めた件。仮に不正が見つかれば、開催地が「ロンドン」に変更される可能性があると報じられている。

ペーパーカンパニーに2億2千万円が不正に支出された可能性がある疑惑が表面化した。

メインスタジアムの設計変更、エンブレムと次々に噴出するお粗末で杜撰な計画が今度は招致に関する不正にまでメスが入れられようとしている。

オリンピックは近年の問題として商業主義的になる傾向とプロ化の問題が挙げられるが、国威発揚
の為の平和の祭典はどうやら一部の人間のタカリの祭典へと化してしまったようだ。

第2次世界大戦後は、古橋広之進ら、日本の水泳陣による新記録の更新が続き、無条件降伏と敗戦にうちひしがれた日本国民に希望を与えた。

しかし、敗戦国日本は、ドイツなどとともに、オリンピック参加資格をはく奪されていたため、1948年のロンドンオリンピックに招待されず、古橋らも国際舞台で実力を示すことはできなかった。

敗戦国の宿命なのか、不正はまたもやその開催権までもロンドンに剥奪されようとしている。