天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長

日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

親米保守と東京裁判と被爆者

2016-05-25 04:45:14 | 歴史


共同がオバマ大統領の広島訪問が正式発表される前の4月末から発表後の今月中旬まで、日本各地に居住する被爆者115人に直接面接して実施した調査の結果、「原爆投下の正当性の有無と問い詰めて謝罪を要求するか」という質問に78.3%が「必要としない」と答えた。

「謝罪を要求する」という回答者は15.7%にとどまった。

謝罪を要求しない理由としては、「日本が始めた戦争だから」(70歳の男性)、「謝罪してもらいたいが、それを要求すれば訪問できないだろうから」(73歳男性)などの回答があった。
一方で謝罪を要求した人の中には、「無差別的に殺傷したことに対する謝罪はしなければならない」(78歳女性)などの回答があった。

と報じていますが、昭和天皇のお言葉が思い出されます。
『この原子爆弾が投下されたことに対しては遺憾には思っていますが、こう言う戦争中であることですから、どうも広島(長崎)市民に対しては気の毒であるが、やむを得ない事と私は思っています。』

このお言葉ばが全てです。

保守として東京裁判を否定するが、同時に日本人は東京裁判の受益者という矛盾を同時に内包しているということです。

つまり、上記の70歳の男性の言う「日本が始めた戦争だから」とのニュアンスは少し自虐的なのです。

正義と正義が戦った、しかも相手は米国のみならず連合国であり、ポツダム宣言を受け入れ、被害に関する謝罪を要求しない代わり占領を受け入れ東京裁判を覆さない条件でサンフランシスコで講話したのです。

東京裁判は不当ですが、同時に生き残った日本人に利益を齎す、これが"東京裁判の受益者"なのです。