天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長

日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

リテラのデマと依存症

2016-05-03 23:10:21 | 時事


『百田尚樹・製作総指揮の「改憲PR映画」がトンデモすぎる! 幣原喜重郎の発言を捏造していた嘘つき作家 』

『安倍首相と日本会議がふりまく「日本国憲法はGHQの押しつけ」は真っ赤な嘘だった! 歪められた白洲次郎の発言 』

『改憲派のリーダー・櫻井よしこは「言論人の仮面をかぶった嘘つき」だ! 憲法学者・小林節が対談を捏造されたと告発 』


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このようなリテラのツイートを山崎雅弘氏がリツィートし、オススメしていたので早速デマを暴いてみたいと思います。お馴染みの極左メディアですが、このツイートを無批判にリツィートする山崎氏も本業そっちのけで安倍叩きに邁進されてますが、デマに太鼓判を押すのですからそれ相応の責任は発生するでしょう。

それでは一つづつ検証していきましょう。


『百田尚樹・製作総指揮の「改憲PR映画」がトンデモすぎる! 幣原喜重郎の発言を捏造していた嘘つき作家 』


日本会議の悪口と映画を「“歴史の曲解”と“押し付け憲法論”の見本市。陰謀論じみたデマゴギーの連続だったのだ。」とし、作者が百田尚樹だからであると、こじ付けの名誉棄損に終始し、肝心の捏造には触れていない。

仕方が無いので自分で調べてみました。恐らくこの部分でしょう。

「当時の内閣は幣原喜重郎内閣ですが、「こんなものをつくるのか」と驚いたが、アメリカは文句を言えばもう1回原爆を落とすとほのめかすなど狡猾で、日本人は涙ながらにこれを飲んだ。当時の内閣は全員泣いたといわれている。
幣原首相は「こんな憲法を受け入れて子々孫々、なんと言い訳をすればいいのか」と書き残しています。それから70年。その子々孫々にあたる僕らははっきりノーといえる。 」

私にはどの部分が捏造と主張しているのかは判断出来ませんが、GHQが
「48時間以内に「総司令部案」にしたがって日本案を作らなければ、直接総司令部案を国民に公表するぞ」と凄んだのは事実です。
勿論そうなれば戦勝国が占領国の憲法を作るのは国際法に違反しますので、幣原のプレッシャーは想像を絶していたとの推測は可能です。


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『安倍首相と日本会議がふりまく「日本国憲法はGHQの押しつけ」は真っ赤な嘘だった! 歪められた白洲次郎の発言 』



昭和43年(1968年)9月に白洲次郎は日本学術振興会の占領行政研究委員会のインタビューを受けて次のように述べています。

「そういう人(GHQで憲法草案を書いた人)の中に憲法学者的な人は一人もいないわけですよ。方々の国の憲法を読んで来て『こういう国のここもいいから書こう、あすこのあれも書こう』ということから、ああいうチグハグなプリンシプルのないような憲法になってしまったんですね」

白洲氏として占領軍に憲法の方向性を決められるのは忸怩(じくじ)たる思いをもって涙したのでしょう。押し付けが真実である証でしょう。


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『改憲派のリーダー・櫻井よしこは「言論人の仮面をかぶった嘘つき」だ! 憲法学者・小林節が対談を捏造されたと告発 』


「櫻井さんに知識人、言論人の資格はありません。言論人の仮面をかぶった嘘つきです」
「櫻井さんの言説は理論ではなく、櫻井さんの好き嫌いを表現した感情論、あるいは櫻井グループの利害を表現した損得論に過ぎないということです。バカバカしい」

もともと民主主義の基本は、正しい情報に基づいて国民が国家の方向性を判断するということです。しかし私に言わせると、安倍政権は嘘キャンペーンを張って、国民を騙しています。そのことで櫻井さんが大きな役割を果たしている。美人で、経歴が良くて、表現力もあるから、一般国民はコロッと行ってしまう。このままでは安倍政権や櫻井さんの嘘に騙されて、国民が判断を誤りかねない状況です」
「私の経験から言うと、櫻井さんは覚悟したように嘘を発信する人です」

如何でしょうか、ただの悪口と名誉棄損としか思えません。櫻井氏のここがこうという理論立てた告発ではなく、単に嫌いで悪く言いたいだけのようです。

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これらのリテラの記事は結局の所根拠のないデマ、捏造に他ならないのです。この事をズバリ言い当てているツイートを見つけましたので写真で添付します。



これらの極左メディアのツイートはもうデマでも何でも構わないから、とりあえず権力に逆らう自分はリツィートすることで自分であることの再確認と居心地の良さだけで酔い痴れたい、そして山崎氏は先導者であり続けたい、依存症患者に近いのです。

取り分けそのデマゴギーを垂れ流すリテラとデマゴーグである山崎氏の最大の敵が安倍政権であり、取り巻きの日本会議、百田尚樹、櫻井さちこという外堀の貶めしか出来ていないのが現状なのです。

靖国神社を自分で考える

2016-05-03 19:56:23 | 時事
戦勝国であるアメリカの国営の墓地アーリントンの事が頭に浮かんだ。
あらゆる宗教・宗派、宗旨(無宗教も可)による埋葬を許容しており、多様な宗教性を受け入れているが、多民族国家には当然の形だろう。


群馬県護国神社などは祖霊殿(納骨堂)との形で墓地もある。


靖国神社は所謂墓地とは違うが、その機能面を捉えればアーリントンとほぼ同じ施設と考えて差し支えないだろう。

同じ施設であるだけに相違点が際立ってもいる。
靖国神社は国営では無い点とその扱いと、決定的に異なるのは過去の戦争の戦没者である事だ。

その扱いについて首相や陛下が自由に参拝出来ない、国内外からの反対の声があがる。

国の為に命を捧げた戦没者に国の代表が参拝出来ない異常事態の切っ掛けは先の大戦だ。
厳密にいえば昭和50年までの30年間は問題無く首相の参拝、陛下最後の御親拝は行なわれていた。

靖国問題はまず
1.首相の私的、公的参拝の確認
2.戦犯の合祀
3.天皇陛下の御親拝中断
4.首相の参拝中断
などがその問題の主題となる。


(ナンバリングは戦後首相の順番)
4.片山 哲/5.芦田 均/6.鳩山一郎/7.石橋湛山/17.竹下 登/18.宇野宗佑/19.海部俊樹/20.宮沢喜一/21.細川護煕/22.羽田 務/23.村山富一/25.小渕恵三/26.森嘉朗/28.安倍晋三/29.福田康夫/30.麻生太郎/31.鳩山由紀夫/32.菅直人/33.野田佳彦/の19人は靖国参拝しなかった首相

1.東久邇稔彦/2.幣原喜十郎/3.吉田茂/8.岸信介/9.池田勇人/10.佐藤栄作/11.田中角栄/12.三木武夫/13.福田赳夫/14.大平正芳/15.鈴木善幸/16.中曽根康弘/24.橋本龍太郎/27.小泉純一郎/34,安倍晋三の15人は靖国参拝した首相

特筆すべきことが3点ある。
(1)参拝しない首相の方が多い
(2)唯一安倍晋三首相だけが重複している
(3)麻生太郎首相は自粛したが主権回復の日に祖父と参拝、成人してから毎年参拝している。恐らく一番靖国参拝した首相


つまり国論を二分する程の政治課題、政治問題化していることが判り、しかも12.三木武夫首相以降はハッキリとした靖国問題となり、天皇陛下までもが中断し、外交的側面から自粛する首相が増えたその慣例を作ってしまったのが16.中曽根康弘首相だ。
11年ぶりの参拝を果たしたのが24.橋本龍太郎だった、公私を明らかにせず、中国の抗議で秋の参拝を中止した。ここでの注目として橋本首相の参拝で日本バプテスト連盟なるキリスト教プロテスタント系団体が抗議声明をだしたことだろう。
8月15日に参拝すると公約した27.小泉純一郎首相は中国の嫌がらせを受けながらも平成18年に8月15日の参拝を果たした。


----------------------8月15日小泉インタビュー
今までの過去5年間の私の靖国神社参拝に対する批判をね、よく考えて見ますと、大方、3点に要約されるんじゃないかと思います。 まず一つはね、中国・韓国は不愉快であると反発しているからやめろという意見。これはどうですかね、私は日中・日韓友好論者なんです。(中略)参拝をしなければ首脳会談を行うと、するならば首脳会談行わないというのが、果たして良いのかどうか。私は、これはよろしくないと思っています。(中略)
私を批判する方、これは、しかし中国が嫌がっていることはやるなと、突き詰めて言うと、中国・韓国が不快に思うことはやるなということでしょ、これについて批判する方をどう思うか。中国に不快な思いをさせちゃいけません。中国のいうことを聞きなさい、韓国のいうことを聞きなさい、そうすればアジア外交が上手くいきます。私は必ずしもそうじゃないと思いますね。 一つや二つ、どの国も意見の違いや対立あります、そういうのを乗越えて未来志向で友好関係を進展させていくのが、日本としても他国にしても大事じゃないでしょうか。(中略)
もう一つはね、A級戦犯が合祀されているから行っちゃいかんという議論。 これはね、私は、特定の人に対して参拝しているんじゃないんです。この戦争でね、苦しい思いをされ、できれば避けたかった、戦場に行きたくなかった多くの兵士がいるんです。 そういう方々の気持ちを思ってね、何という苦しいつらい体験をせざるを得ない時代に生まれたのだろうかと、そういう犠牲者に対してね、心からやっぱり哀悼の念を表すべきだなと、これ日本の文化じゃないでしょうか。 特定の人がいるから後の人のことは考えなくていいと、一部の、自分では許せない人がいるから、それより圧倒的多数の戦没者の方々に対して哀悼の念をもって参拝するのが何故いけないのか、私はA級戦犯の為に行っているんじゃないですよ。 多くの戦没者の方々に哀悼の念を表す。二度とこのような苦しい戦争をさせてはいけない、そういう気持ちで参拝しているんです。
それと第3点、憲法違反だから靖国神社参拝しちゃいかんという人がいます。これもね、憲法第19条、第20条、これを良く読んで頂きたい。 私は神道奨励するために靖国神社行っているんじゃありません、今説明したように。 また過去の戦争を美化したり、正当化したりするために行っているんじゃありません。 また軍国主義を称揚する、そういうような気持ちで行っているのではありません。 今申し上げたように、二度と戦争を起こしてはいけないと、戦没者に戦争に行って斃れた方々、こういう方々の犠牲を片時も忘れてはいけないと、そういう気持ちでお参りしているんです。そして、第19条の思想及び良心の自由はこれを侵してはならない。これどう考えますか、正に心の問題でしょ。(中略)
私は伊勢神宮にも毎年参拝しています。その時には何名かの閣僚も随行しています。 別に私は強制していません。そして、皆さんの前で神道形式に則って伊勢神宮に参拝しています。 その時に憲法違反という声起こりませんね。何故なんでしょうか。私はこういうことから、賛否両論あっていいんです、日本は言論の自由認められていますから、今までもこういう事を私は答弁なり、普段の話でしているんです。 今回も全くその同じ気持ちで参拝しているんです。

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3点を要約すれば
中韓の批判と友好は別問題にした。
戦犯を分けて戦没者の為にした。
政教分離の憲法論。

小泉首相の参拝では各地で訴訟がおこされたが、福岡と大阪で公的参拝が違憲と判断されたものの上告せずそのまま確定した。最高裁は06年6月、小泉元首相の参拝に対する上告審判決で判断をせず請求を棄却している。

この様に首相の参拝だけでも二分し参拝すれば司法判断もまた二分する状況にある。

ここに天皇陛下の御親拝中断と戦犯の合祀が絡まり28.安倍晋三首相が痛恨の極みと断念した頃から歴史認識が加わり更に縺れた糸のように複雑な問題へと進み靖国神社を孤立化し、冒頭のアーリントンとは似ても似つかぬ物へと変貌を遂げようとしている。

歴史認識の政府見解と靖国神社の歴史観が真逆に乖離しているという問題がある。つまり、国家護持法案が通らなかった主たる原因が靖国神社の反対にあったこと。

靖国神社にして見れば至極当然、中曽根康弘首相の独善的参拝に危機感を抱いたのだろうし、富田メモによる中断の真意の解釈も政府寄りの東京裁判史観である為だからである。

このまま日本政府が東京裁判史観の延長上の歴史観で進むなら靖国神社の歴史観とは交わることはないどころか、中国の属国状態は更に深まり、沖縄を取られもう日本とは呼べなくなるのは時間の問題だろう。