フォービアン バワーズ
これが当時の写真だ。
マッカーサーと昭和天皇の会見の時の通訳である。
この写真からもわかるように戦後歌舞伎を守った人という代名詞で認知されてきた。
歌舞伎秘話としてYouTubeにあるのでリンクしておく
2000年を越えた頃からマッカーサーの通訳として公開されるように変わる。
この短い動画で彼が語っているのは
会見当初マッカーサーは昭和天皇が命乞いにやってくると思っていたが、戦った国民を守るための身代わりとして現れたことに心を打たれたと証言している。
歌舞伎を守った男からマッカーサーの通訳への変化の間に昭和天皇の崩御があるわけだが、勿論会見の秘話としてYouTube動画にアップされた方が再生回数も高いしセンセーショナルだった。
つまり、昭和天皇崩御までひた隠しにタブーとされてきたのだ。
ひめゆりの塔事件といった1975(昭和50)年に昭和天皇の皇太子、現在上皇陛下に対するテロ事件といった不穏な空気もあった時代であり、タブーとされてきた功罪の判定すらままならないのである。
現に連合軍は昭和天皇に戦争責任を軍事裁判で訴追しないことを決めているが、昭和天皇はこの会見で責任を負う覚悟を表明していたのだ。
フォービアン バワーズはこの短い動画の中で日本人に歌舞伎よりも皇室を護れと警告しているのである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます