天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長

日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

田母神俊雄氏の敵

2018-06-16 14:22:01 | 時事

6月12日ツイート

『本日公職選挙法違反の上告趣意書を最高裁に提出致しました。被告である私が起訴事実を否定し、検察は有罪の証拠の提示が出来ないのに、裁判長は推認で有罪という判決を下しました。日本の司法には良識が働いていないのか。こんな中国を笑えないような裁判が日本で行われている。』


さらに6月15日放送のDHC虎ノ門テレビに於いて
上告趣意書を最高裁に提出する際に判決の推認有罪と裁判中の証人申請が認められなかったことに対して、憲法37条を示し争う姿勢を公開した。


第三十七条➖➖➖➖➖ ➖➖➖➖➖
すべて刑事事件においては、被告人は、公平な裁判所の迅速な公開裁判を受ける権利を有する。
刑事被告人は、すべての証人に対して審問する機会を充分に与へられ、又、公費で自己のために強制的手続により証人を求める権利を有する。
刑事被告人は、いかなる場合にも、資格を有する弁護人を依頼することができる。被告人が自らこれを依頼することができないときは、国でこれを附する。➖➖➖➖➖ ➖➖➖➖➖➖


本筋からは少し外れた証人招致に関する憲法違反で控訴したからと言って無罪となる確率は低いであろう。


田母神氏は公権力の在り方を問題視し全体主義的な裁判であると裁判制度と司法の批判をされているが、『推認で有罪』に納得されていないようである。


田母神氏のツイートにリプライを送っている7ptoown氏が推認でないことをツイートされている。


『共謀リストという物的証拠があり、共謀を供述した者達が一審二審全員有罪。
主犯格の島本氏は、控訴を断念して有罪が確定した。
判決は曖昧なものではなく、しっかり確証を得ての有罪という判決文だった。
常識的に考えて、推認では有罪は下されないです。

このリスト(報酬額一覧表-H26/3/1作成)について~
田母神氏は3月5日に鈴木と二人で会い、これを見て打ち合わせしたことが明るみになっています。
法廷であなたは「金額について鈴木と話した」と証言。
会計責任者鈴木は、リストを見て田母神氏から買収の指示をされたと証言した。 

190万円もらった石井は、田母神氏にお礼を言っています。
その時田母神氏は「君に関しては増額するように島本に言っておいたよ。」と答えた。
また法廷でも田母神氏はこれを認めた。
証言、証拠もあり、推認で有罪では決してないです。』


7ptoown氏は田母神氏の敵であろうか、私にはそう思えない。では司法や裁判、水島社長が敵なのであろうか、それも違う。

田母神氏は一審裁判の弁護人主尋問から無罪を主張されている。つまり田母神氏は報酬を配る事に対して選挙前に配る買収は違法の認識があったが、選挙後のお礼が違反だとは思いもしなかった、知らなかったと質問に答えている。

つまり、選挙後の事後買収について知っていたが違法とは考えなかったのだ。ここで、法を知らなかったら無罪になるのかとの論理矛盾を起こしている。

平成26年4月6日のツイートでは公選法違反の認識はあったことがわかる。


争点は田母神氏の支持があったかなかったかではなく、共謀したか、しなかったかである。
リストと会計鈴木の証言で十分立証可能であり、石井に対しての増額の件を本人が認めている限り島本の証言がなくても十分立証可能である。

したがって田母神氏は冤罪を主張されているが、有罪は確定している。




花田編集長の番組に田母神氏が通帳の残高を読み上げた数字をチャンネル桜で纏めたフリップである。これを中心に時系列でまとめてみた。



《平成26年》

1月3日
靖国神社昇殿参拝

1月7日
都知事選出馬記者会見
すぎやまこういち氏、石原慎太郎氏、加瀬英明氏、中山成彬氏、西村眞悟氏、三宅博氏、小林正氏、小山和伸氏



都知事選選挙資金合計1億2900万円

都知事選選挙資金3700万円(鈴木会計責任者発言)
残高 約8000万円(水島社長発言)

2月9日都知事選が終了、選対本部解散

2月10日残高 6200万円

3月22日残高 3200万円



衆院選での寄付金2000〜2500万円

12月上旬僅か 1000万円

数十万のポスターが刷れない程残高ナシ

12月14日の衆議院選挙 (使途不明金7000万)




《平成27年》
1月31日田母神氏が鈴木から通帳を取り上げた日

2月19日田母神氏記者会見 (使途不明金3000万)
島本、鈴木解雇

2月26日週刊文春


11月19日政治資金収支報告書 5500万

政治資金収支報告書によると、「使途不明金」が計上されているのは、計5549万3958円

「田母神としおの会」が、5054万2268円「次世代の党衆議院東京都第十二支部」が、487万2186円
「太陽の党参議院全国比例第1支部」が7万9504円全ての会計責任者は鈴木




《平成28年》

3月7日東京地検強制捜査

3月23日田母神氏記者会見

4月14日田母神氏逮捕



したがって田母神氏の敵は島本、鈴木であり、使途不明金の流れを把握しているのは通帳を所持する田母神氏本人である。
横領の容疑は不起訴であり、無罪でも有罪でもなく、立証が困難なのだ。要するに横領疑惑を不起訴のまま有耶無耶にするための運動員買収の冤罪を主張しているのだ。

公開討論を拒絶し、使途不明金の行方を説明しないのは余りにも不誠実ではないだろうか。
田母神氏のお礼の金を配ったことはたとえ有罪でも私は田母神氏を応援したい。だが使途不明金を解明し、説明しようとしない田母神氏は敵である。



田母神俊雄
@toshio_tamogami
5500万円の使途不明金は領収書がないからよく分からないのですがその中には合法的に使われた金も多くあると思います。会計責任者は横領を認め取り敢えずの頭金として95万円を返してくれました。横領額など細部については公権力でないと調べようがありません。分からないので使途不明です。
午前7:34 · 2017年5月28日





リテラの是枝擁護がコレダ‼️

2018-06-13 13:21:49 | 時事
『是枝裕和監督をネトウヨや田端信太郎が「国に助成金もらってる」と攻撃も、町山智浩、想田和弘、松尾貴史らが一斉反論』



『是枝監督にかみついたのは一般人のネトウヨだけではない。日本会議首都圏地方議員懇談会会員でもある群馬県伊勢崎市議会議員の🔹伊藤純子氏はこのようにツイートした。

〈作品の寸評はさておき、是枝監督の「公権力から潔く距離を保つ」発言には呆れた。映画製作のために、文科省から補助金を受けておきながら、それはないだろう。まるで、原発反対の意向を示しながら、国から迷惑施設との名目で補助金を受けている自治体と同じ響きがして、ダサい〉』


🔹田端信太郎氏もこのようにツイートした。

〈「金を出すなら、口も出す」というのが、古今東西、普遍の真理。国民から預かった「血税」のわけですからね。それとも、監督が助成金を拒絶したのに、映画会社と役所が結託して、勝手に口座に振り込まれたりしたのかしら?〉

まず、助成金=国からお金をもらっているという認識自体が間違いであることを指摘したのは美術評論家の◾️新川貴詩氏だ。

〈是枝監督は国の助成金をもらってるのに、けしからんという非難、あまりにアホらしいから黙ってたけど、一言だけいっておく。あれは、正確に言うと文化庁所管の芸術文化振興会による助成金で、この組織は独立行政法人。つまり厳密には政府の機関ではなくましてや公権力でもない〉
〈で、芸術文化振興会の財源は芸術文化振興基金の運用益。その基金は国だけじゃなく民間企業や個人からの資金で成り立ってる。確かに税金が注がれてはいるものの、それは半世紀以上も前のことであって、しかも全額政府出資ではない。よって、是枝監督への非難は、筋違いも甚だしい〉

タレントの◾️松尾貴史氏は、「国=政権」と捉える危険性を指摘するツイートを投稿した。

〈芸術家に対する補助金とは「政権の都合の良い態度を取るものにのみ支給されるべきだ」という、歪んだ奇妙な考えの市議が、それを隠しもせず自ら拡散する臆面の無さ。安倍氏や林氏のポケットマネーと勘違いしているのか。国民が納めた税金だよ。この人の給料も、市役所ではなく市民が出してやっている〉

映画作家の◾️想田和弘監督は、伊藤議員のような考えは「全体主義」だと批判した。

〈ちなみに、政権批判をする人間は政府から助成金を受け取るべきではないという考え方が愚劣かつ全体主義的であることは言うまでもない。政府=公共とは右から左まであらゆる考えや思想に包摂的であるべきで、右だろうが左だろうが基準を満たしメリットがあるなら当然助成金を得られるべき〉

映画評論家の◾️町山智浩氏だ。町山氏は〈政府の助成金受けたら政府を批判すべきじゃないという人はソ連に行ったほうがいいですよ〉



民主主義の国で行われている文化事業への助成はむしろ、表現や芸術、学問の自由を保護するためのものであって、助成金を受け取ったからといって、国に表現が支配されるということではまったくない。金をやるから、政府の言う通りつくれ、ということがまかりとおれば、それは、まさにソ連やナチスドイツ、戦前戦中の日本における国策映画とかわらなくなってしまう。

 ようするに、伊藤氏や田端氏はこの文化助成とプロパガンダの違いがまったくわかっていないのだ。いや、わかっていないどころか、文化的活動に検閲が加えられ、映画や音楽が政府の宣伝装置になることは当たり前だと考えているフシさえある。

その頭の悪さには呆れ返るしかないが、しかし、こうした発想をもっているのは彼らだけではない。安倍政権じたいがいま、映画のプロパガンダ化を推し進めようとしている。

 そのひとつが、明治維新150周年を記念した支援事業だ。昨年1月、1868年の明治維新から150年の節目となる2018年に実施する記念事業として、明治期の国づくりなどを題材とした映画やテレビ番組の制作を政府が支援することを検討していると報道された。菅義偉官房長官はこれに関し、「大きな節目で、明治の精神に学び、日本の強みを再認識することは重要だ」とコメントしている。

ようするに、安倍政権は愛国心植え付けと歴史修正主義正当化のために、明治を前面に打ち出した国策映画を作らせようとしているのだ。

 そして、是枝監督が文科省の顕彰を辞退したのも、こうしたプロジェクトに代表される国益や国策と映画の一体化に対する危機感が最大の理由だった。

 しかし、ネットの反応を見ていると、是枝監督の危機感が理解されているとは言い難い。それどころか、伊藤氏や田端氏のような頭の悪い暴論が一定の支持を集めている有様だ。

 このままいくと、安倍政権が旗をふる「極右プロパガンダ映画」が世界中に発信されるという恥ずかしい事態が現実になる可能性はかなり高いと言っていいだろう。

(編集部)

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作品ではなく是枝監督の「公権力とは距離をおく」との発言がカンヌの公権力とはベッタリで
距離はおかない、こんな発言をしておきながら、政府の祝福は拒否、何度も公権力から助成金を受け取ってやりたい放題である。

要するに是枝監督の集り根性は見せずにカッコいい事を宣う反安倍的イデオロギー丸出しがカッコ悪いと言っているのだ。

ネトウヨ、歴史修正と馬鹿の一つ覚えのように連発し◾️マークの左を拗らせた人物のツイートを編集部全体で掻き集めたのか引用して反撃にもなっていない記事を書くリテラはそれで擁護しているつもりか💢







RADWIMPSのHINOMARUと東方神起

2018-06-12 21:33:29 | 時事
RADWIMPSの野田氏が傷付いた不特定の人に謝罪して物議を醸している。愛国心を歌詞にして何が悪いのだろうか。

「気高き日本」のようにこの国は自国を誇ることにアレルギーを持っている。先の戦争を侵略戦争と植民地支配と思い込まされるためのアレルギー反応だろう。

中国に対しての戦争は侵略戦争だったのか、韓国を植民地支配したのか、戦争したことを反省する事は大切であるが、侵略とは中国側の植民地支配も韓国側の歴史観である。

日本は近隣諸国条項から中韓に阿る歴史観をあまりにも安易に歴史教科書にしすぎたのであろう。
日の丸、君が代を戦争の象徴と考え戦争をした日本を愛すことはいけないのだと教えられてきたことが、所謂軍国主義アレルギーだ。

日の丸や日本を日の出ずる国などと美化することや日本スゴイと諛うことを嫌い東方神起の猿真似を我慢することが戦後の歪んだ言論と近隣諸国条項の弊害であることは言うまでもない。








歌:RADWIMPS
作詞:Yojiro Noda
作曲:Yojiro Noda
風にたなびくあの旗に 古(いにしえ)よりはためく旗に
意味もなく懐かしくなり こみ上げるこの気持ちはなに

胸に手をあて見上げれば 高鳴る血潮、誇り高く
この身体に流れゆくは 気高きこの御国の御霊

さぁいざゆかん 日出づる国の 御名の下に

どれだけ強き風吹けど 遥か高き波がくれど
僕らの燃ゆる御霊は 挫けなどしない

胸に優しき母の声 背中に強き父の教え
受け継がれし歴史を手に 恐れるものがあるだろうか

ひと時とて忘れやしない 帰るべきあなたのことを
たとえこの身が滅ぶとて 幾々千代に さぁ咲き誇れ

さぁいざゆかん 守るべきものが 今はある

どれだけ強き風吹けど 遥か高き波がくれど
僕らの沸(たぎ)る決意は 揺らぎなどしない

どれだけ強き風吹けど 遥か高き波がくれど
僕らの燃ゆる御霊は 挫(くじ)けなどしない

僕らの沸(たぎ)る決意は 揺らぎなどしない





東方神起の猿真似









靖国神社とは

2018-06-12 09:45:34 | 歴史


前回、前々回にまとめ、資料として「特攻隊の手紙」、「8月15日の天声人語」をアップしたのは、今回の『靖国神社とは』のためである。

「靖国神社を理解するためにはその歴史を理解しなければならない」と言われるのだが、今更、中学、高校の教科書を出してきて日本史を学び直すことも中々あり得ないだろうし、近現代は授業ですら学ばない。

ましてや近隣諸国条項の時代の教科書をいくら読み返してみても靖国神社に関する記載などほんの数行でしかないであろう。これでは子供達に説明すらおぼつかない。

靖国神社に参拝した方であればおそらく誰でもが目にするのが写真のパール判事の顕彰碑だろう。
平成17年に立てられている。

その碑文には以下のように書いてある。


時が熱狂と偏見を

やわらげた暁には

また理性が虚偽から

その仮面を剥ぎとった暁には

その時こそ正義の女神は

その秤を平衡に保ちながら

過去の賞罰の多くに

その所を変えることを

要求するであろう


パール判事はまた戦争の勝ち負けは単に腕力の強弱であって、正義と悪ではないとも言っている。

東京裁判で唯一国際法に精通した判事であり、被告人全員の無罪を主張した。

安倍総理とモディ首相の夕食会で、モディ首相はパール判事の功績に触れ、「インド人が日本に来てパール判事の話をすると尊敬される。自慢できることだ。パール判事が東京裁判で果たした役割はわれわれも忘れていない」と話していることからも、『理性が虚偽からその仮面を剥ぎとった暁』が待望される。

このことをして靖国神社は先の大戦を肯定するのか、戦争、軍国主義を賛美するのかと一部の団体は靖国神社のイメージを毀損する。


「特攻隊の手紙」は涙なくしては読めない17歳の少年の妹に宛てた手紙である。
『明日兄さんが死ぬから1週間後に九段の森に来てくれないか。
久しぶりにみんなで一緒にお弁当を食べよう。』

彼等兄妹にとって靖国神社とは"再会の場"であり、少なくとも妹にとっては"兄を感じられる場所"であることは間違いない。


「8月15日の天声人語」は酷たらしいものとする視点だけから戦争を捉えて、整備兵の戦後の偏った主観である『飛び立つ日の特攻隊員の姿、失神する、失禁する、泣きわめく。きれいなことを言って飛んで行った人もいたが、"ほとんどは"茫然自失だった。』と、その中でも一部を拾い上げて特攻隊の被害的な部分のリアリズムを強調する。

つまり朝日新聞にとっての靖国神社とは軍国主義の象徴であり、特攻隊を早死に、無駄死にさせ英霊などと祭り上げた国家の責任回避施設ぐらいに思っているのであろう。


従って前者「特攻隊の手紙」は『再会の場』、
後者「8月15日の天声人語」は『責任回避の場』と二通りの表現となる。

これらを詳細に見ていくと残された戦没者遺族にとっての靖国と戦後の新聞言論空間にとっての靖国は明らかに反発し、遺族が段々と減少していく中、靖国神社の本質が朝日が主導して捻じ曲がってしまったことが分かる。

靖国神社の国家護持法案が否決され、天皇陛下の御親拝中断、靖国神社問題、A級戦犯分祀、首相の参拝問題、宗教色のない別の慰霊施設建設案、と
遺族にとっての「再会の場」は無残にも「責任回避の場」として少なくなった遺族から剥ぎ取り靖国神社の本質を変遷させてきたのである。

ここで改めて言う

靖国神社とは平和を願う場である。遺族が毎年春と秋に懐かしい家族と再会し、天皇陛下も勅使を使わされ、共に平和を願う、或いは日本と自分が在ることを感謝する場に他ならないのである。


8月15日の天声人語

2018-06-11 18:03:58 | まとめ・資料


平成28年8月15日
天声人語

けっして反戦のための文章ではない。
むしろ兵士たちの勇敢さをたたえている。
それでも、日露戦争の激戦を描いた記録文学『肉弾』(桜井忠温ただよし著)を読むと、戦場の酷さが迫ってくる。おびただしい味方兵士の死体を踏み越えながら進む場面がある
▼機関銃になすすべもなく倒れる兵がいる。砲車に潰される兵がいる。こちらの爆弾で絶命する敵がいる。実際の表現はどこまでも具体的で臭いまで伝わってきそうだ
▼生き残った将校が書き、明治後期に出版された。当時も多様な受け止め方をされたようだ。
戦中も人権擁護を貫いた弁護士の海野晋吉はこの本から戦争の悲惨さを学んだと、いくつかの評伝にある
▼一方で肉弾という言葉は、その後の戦争で兵士を称揚するスローガンとして使われた。戦場の残酷さをかみしめることと、そこに英雄を見ることは、背中合わせなのかもしれない
▼作家の保坂正康さんが、特攻機の整備兵だったという老人のことを述べている。突然訪ねてきた彼が語ったのは、飛び立つ日の特攻隊員の姿だった。失神する、失禁する、泣きわめく。きれいなことを言って飛んで行った人もいたが、ほとんどは茫然自失だった。「それを私たち整備兵が抱えて乗せたんです」(『戦争と天災のあいだ』)
▼長く胸にしまっていた証言であろう。戦争を語れる人がだんだんと他界し、私たちはいずれ記録からしか学べなくなる。見たいところだけを見ることもできる。でも、それでいいはずはない。



桜井忠温


乃木将軍配下、旅順攻囲戦で体に8発の弾丸と無数の刀傷を受け(全身蜂巣銃創)、右手首を吹き飛ばされる重傷を負う。余りの重傷に死体と間違われ、火葬場に運ばれる途中で生きていることを確認されたという。



海野晋吉

昭和戦前・戦後の社会派、自由人権派の弁護士。多くの思想裁判・政治裁判の弁護をする。戦後は社会運動も行う。戦後初の最高裁判事も受けず、親友の片山哲内閣の法務大臣も受けず、一貫して在野の弁護士であることを貫く


保坂正康

「戦争の原因を自国の中でのみ探り、外国の視点がまったく抜け落ちているため、狭い蛸壺に入ってしまったような歴史観になっている」として、小林よしのりは保阪の歴史観を「蛸壺史観」と評した。