カメラと散歩に

出会った風景や花、ペットなどとのひとり言。


  

加納家の紅梅(飯田市)

2024年03月02日 | 飯田市丘の上(まちなか)

飯田市は戦後(昭和24年)市街地の中心部の大半を火災で焼失してしまい

今の市街地の中心部は火災後区画整理され再建されました

仲ノ町界隈は火災にあわなかったので、今でも古い時代の面影が少しですが残っています。

仲ノ町の通りは菱田春草の生誕地にちなんで「春草通り」と愛称が付けられています。

仲ノ町の通り、人通りも少なく静かです

国の登録有形文化財に登録された「下伊那教育会館」

武家屋敷の門(教育会館)

教育会館から東へ歩き通りからは少し奥、住宅の庭にある、加納家の紅梅

児童養護施設 おさひめチャイルドキャンプ(新しい立派な建物)の西隣

 

加納家の紅梅、江戸時代飯田城城主から賜った

ゆかりの梅と伝えられ歴史を感じる太い幹

小さな蔵と八重咲の濃いピンクの梅の花が印象的です

    

加納家の紅梅毎年見ていますが、今年は花が早いですね。

 

加納家の紅梅から(おさひめチャイルドキャンプの)すぐ近く、

近代日本画家菱田春草生誕地は「春草公園」となっています

 

この辺り自分の子供のころからよく知っている場所です

最近古い建物が無くなって(取り壊され)新しい住宅や駐車場になり

景色が変わっていきます・・・

 

 

 

 


南信州獅子舞フェスティバル

2023年10月15日 | 飯田市丘の上(まちなか)

南信州獅子舞フェスティバル(2023/10/15)会場は飯田市の中央通り

昨夜からの雨も朝のうちに上がり、昼頃には日も差してきたので

午後、久しぶりに獅子舞フェスティバルを少し見てきました

普段は静かな飯田市街地も人も多く賑わっていました。

飯田下伊那地方の獅子舞の多くは屋台獅子と呼ばれ

獅子の胴体の中に大勢の笛や太鼓のお囃子の人がいて演奏します。

自分が幼い頃、こういった獅子舞はとても恐ろしく感じましたが

今はお囃子を聞くとお祭り気分が盛り上がります・・・

 

 

 

 

 

これらの獅子舞の多くは、各地区で春や秋の例祭などで演じられ

獅子舞フェスティバルのような機会が無いと、同時には見ることができません。


りんご並木(リンゴの花)

2022年04月20日 | 飯田市丘の上(まちなか)
飯田市 りんご並木 リンゴの花とチューリップが見頃です。

今日は75年前の昭和22(1947)年4月20日飯田大火の起きた日

飯田市内中心部の商店街約60万㎡が焼失したと言われています

この火災後当時の人々は防災のため防火帯として道路を広くとり

区画整理をして街路を碁盤の目のように整備しました

ここにリンゴが最初に植えられたのは1953年(昭和28年)といわれ

当時から現在までリンゴ並木は飯田東中学校の生徒さんにより手入れされています。









三連蔵(大火に焼け残った)



リンゴの花は種類によって花の色が微妙に異なるようです





チューリップも見頃







自分は飯田市の大火の頃まだ生まれてもいませんでしたが

子供の頃に当時飯田市内に住んでいた祖父母などから

大火の後復興には大変苦労したと聞いた記憶があります。






加納家の紅梅

2022年03月21日 | 飯田市丘の上(まちなか)
飯田市内仲ノ町にある「加納家の紅梅」が見頃になっていました

江戸時代飯田城から移されたと伝承のある梅の木で

小さな蔵の前に立つ古木です。





風化した幹

    

蔵の2階にある小さな窓が開いています。



    



この梅の木は通りから入った場所にあり少々分かりにくいかも知れません

初めての方は仲ノ町の教育会館近く、児童養護施設「おさひめチャイルドキャンプ」を目標に

敷地内、奥に入ると梅の木の前にテーブルと椅子が用意してあり

梅を見る方ご自由にお使いくださいとありました。


仲ノ町界隈には飯田の城下町らしさが残っています。





この近辺幼いころによく通った場所でもあり

たまに行くと懐かしい感じがします。

菱田春草展へ

2021年10月24日 | 飯田市丘の上(まちなか)
今年は飯田市出身の日本画家 菱田春草(1874〜1911)の

没後110年という節目の年にあたり。

飯田市美術博物館で、これを記念した特別展を11月7日まで開催中

コロナの影響で美術館にも足が遠のいていましたが

久しぶりに展覧会に出掛けました



日曜日で天気も良く、駐車場はほぼ満車状態

会場内は混雑はしていましたが、思ったより空いていて

ゆっくりと作品に接することが出来ました

菱田春草展、内容も充実していて満足でした



美博の庭にある安富桜(エドヒガン)はすっかり葉を落として

黒々とした太い枝を高い空に向けて伸ばしていました。



桜の木、春満開の時より大きく感じました・・・


第14回南信州獅子舞フェスティバル

2021年10月17日 | 飯田市丘の上(まちなか)
第14回南信州獅子舞フェスティバル

 2021年10月17日(日)10:00~14:00
 場所:飯田市中央通り1~4丁目

昨年の13回はコロナの影響で中止となりましたが

今年はコロナも少し収まって開催されました。

午前中は小雨模様でしたが、昼前から雨上がり

昼食を済ませて出かける事にしました。



休憩中の獅子の前では、お子さんたちの無事な成長等を願って

獅子頭に頭をパクリと噛んでもらうのですが

大泣きする声が響いていました(自分も子供の頃怖かった)



午後からだったので本部前(中央通り1・2丁目交差点)で見る事が出来たのは4団体でした

飯田下伊那の獅子舞の多くは巨大な胴体の中にお囃子が入っています。

名古熊獅子保存会







加々須獅子保存会





上茶屋獅子舞保存会









下山獅子舞保存会







普段は各地区のお祭りで巡行される獅子舞です

今日は久しぶりに獅子舞のお囃子を聞いて、お祭り好きの血が騒ぎました・・・

加納家の紅梅(3/10)

2021年03月10日 | 飯田市丘の上(まちなか)
このところ比較的暖かい日が続いて

庭のチューリップやスイセンがぐんぐんと芽を伸ばし始めました

さて、飯田市内でも古木と言われる、飯田市仲ノ町にある「加納家の紅梅」

(飯田城ゆかりの梅の木との伝承あり)

土蔵の前にある紅梅が見頃になっていました



    





この梅はよく手入れをされているようです

老木故か今年はやや花数少ないようにも思いました


下は過去の同じ場所の自分のブログです、ご参考まで。

加納家の紅梅(3/17) - カメラと散歩に

飯田市内仲ノ町にある加納家の紅梅が見頃になっていました飯田市内では古木と言われる梅の木です先週京都で梅の花見てきたばかりなのに季節の進み方が...

加納家の紅梅(3/17) - カメラと散歩に

 

りんご並木

2020年04月29日 | 飯田市丘の上(まちなか)
飯田市街地のりんご並木

りんごの花とチューリップが咲いて華やかでした



りんごの花、蕾のピンクが印象的(上の写真、並木の向こうに飯田大火で焼け残った三連蔵)











市街地の飲食店は新型コロナウイルスの影響で連休明けまでほぼ休業状態で

飯田駅前も閑散としていました




りんご並木は1947年(昭和22年)に発生した飯田市街地の大半を焼失した

「飯田大火」の復興過程で防火帯として広い道を整備した場所に

当時の飯田市立飯田東中学校の生徒達の提案により生まれ

今日まで代々東中の生徒の手で育てられ

飯田市のシンボルとなっています。



丘のまちフェスティバル

2019年11月04日 | 飯田市丘の上(まちなか)
飯田市街地で毎年恒例の「丘のまちフェスティバル」(昨日2019/11/3の様子)

自分は古い車を見るのが楽しみで訪れています



古い車はどれもコンパクトですね―







痛車もたくさん集合!



新車またはそれに近いコンディションの外車(高嶺の花です)



大道芸のイベントは大盛り上がりでした



たまたま入った喫茶店では(某有名バイオリニストの仮面です)

バイオリンの独奏(無料)を聴くことができました・・・



今年はコスプレの方は少なめだった気がしますが

大勢の方がイベント楽しまれている様子でした。

今宮郊戸(ごうど)八幡宮秋季祭典

2019年09月15日 | 飯田市丘の上(まちなか)
飯田市 今宮郊戸(ごうど)八幡宮秋季祭典(昨日 2019/9/14)

自宅からは花火の音は聞こえても、花火は見えないので

久しぶりに今宮神社の例祭に出かけてみました

打ち上げ花火もなかなかの迫力でしたが、せっかくなのでと

お祭りのクライマックスのお神輿の練りこみを見て



  

 









15本の連合大三国に一斉点火(竹筒に黒色火薬を充填したもので、三河から飯田に伝来した大筒花火といわれる)

大三国も近くで見ることができ、久しぶりに花火を満喫した夜でした。


やはり飯田市周辺のお祭りの花火の締めは大三国ですね・・・


(スマホのカメラで撮影しました)