カメラと散歩に

出会った風景や花、ペットなどとのひとり言。


  

ぬばたま(ヒオウギ)

2009年10月06日 | 木の実・草の実
「ぬばたま」、ヒオウギの実の事をこう呼ぶのだそうです。



万葉集では、この黒い色から、枕詞(まくらことば)として使われているそうです、

黒光りするこの実から、黒髪や夜の闇を連想したのでしょうか?

万葉の人々は想像力が豊だったのでしょう・・・。


 「ぬばたまの夜さり来れば巻向の川音高しもあらしかも疾き」

この歌は柿本人麿の作だそうですが枕詞として、「ぬばたま」を詠み込んだ歌はたくさんあるようです。



上はヒオウギの花(7~8月頃)です、こうしてみると季節はあっという間に過ぎて行くのを実感します。