大野威研究室ブログ

おもにアメリカの自動車産業、雇用問題、労働問題、労使関係、経済状況について、最近気になったことを不定期で書いています。

米上院、オバマケアの部分廃止案を否決

2017年07月28日 | 日記

 2017年7月28日(金)の午前2時前(米東部時間)、米上院は医療保険の義務化(罰金あり)の廃止を柱としたオバマケアの部分廃止案(最小限にしぼった廃止法)を51対49で否決した。

 医療保険の義務化が廃止されると、健康な人を中心に医療保険をやめる人が増え、結果として医療保険料が高騰することが心配されている。

 議会予算局(CBO)は、このオバマケアの部分廃止が成立すると1年で1,500万人の人が無保険となり、医療保険料が20%上昇すると推計している。