2018年4月3日(火)、テスラは2018年第1四半期の生産実績を公表した。
ニューヨーク・タイムズ(2018/4/3)によると、モデル3の生産台数は2017年第4四半期が2,425台だったのに対し、2018年第1四半期は9,766万台と1万台に迫った。
直近7日間の生産台数は2,020台と目標の週2,500台にかなり近づいた(米メディアは先週、テスラがモデルXとモデルSのラインを休止して、人員をモデル3のラインに投入していると報じていた)。
テスラは、リチウム電池の自動化生産ラインに問題があり量産が遅れていた。しかし、NYTによれば現在、エロン氏は工場に泊まり込んで生産アップの陣頭指揮に立ち、ドイツからはこばれた新設備も順調に稼働しているようだ。
ほかのモデルにもふれておけば、第1四半期のモデルXとモデルSの納車実績は21,800台(前期比23%減)。
テスラは、今後、モデル3の生産は順調に増加していき、3か月以内に週5千台に達する見込みであり、その結果、今年中にあらたに株式や債券を発行して資金調達する必要はないとしている。