日本の主要紙でも報じられているがウォール・ストリート・ジャーナル(2018/4/6)は、トランプ政権が輸入車に対し国内より厳しい環境基準(排ガス基準)、試験を課すことを検討していると報じた。
同紙によれば、輸入車を国別にみると(カナダとメキシコを除く)日本が一番多く170万台、次いで韓国の82万台、3位がドイツの約50万台となっており、もっとも大きな影響を受けるのが日本メーカー。
鉄鋼でも、25%の高関税をかけられた国でもっともアメリカへの輸出金額が多いのが日本(次が中国)。
米中貿易摩擦が大きな注目を集めているが、中国、メキシコ、日本の3か国でアメリカのサービス・貿易赤字の8割を占めており、日本もまた輸出超過国として懲罰的貿易政策の主対象となっていることがますます明らかになってきた。