大野威研究室ブログ

おもにアメリカの自動車産業、雇用問題、労働問題、労使関係、経済状況について、最近気になったことを不定期で書いています。

アメリカにおける所得税の最高税率の変化と所得格差の関係について考察した論文を書きました

2018年11月09日 | 日記

 2017年末にアメリカでは減税法案が成立し、法人税の35%から21%への引き下げ、所得税の最高税率の39.6%から37%への引き下げなどがきまった(以前のブログでのまとめ)。

 このブログではこの税制法案が成立していく過程をくわしく実況してきたが、このたびアメリカにおける所得税の最高税率の変化と所得格差の関係について考察した論文(PDFファイル)を発表した。

 書き始めたときは2,3か月で終わると思っていたが、いろいろあって、結局書き終えるのに1年かかってしまった。

 読みやすいものではないが、もしアメリカの所得税の歴史、あるいはアメリカにおける所得格差の変化に関心をお持ちの方がいらっしゃったらご一読いただけると幸いである。