大野威研究室ブログ

おもにアメリカの自動車産業、雇用問題、労働問題、労使関係、経済状況について、最近気になったことを不定期で書いています。

アメリカで自社株買いが減少

2019年08月26日 | 経済

 これまでアメリカの株価を支えてきた自社株買いが今年に入って減少傾向をみせている。

 フィナンシャルタイムズによれば、S&P500(アメリカの上場企業500社)の2019年第2四半期の自社株買い1660億ドル(17.5兆円)。前期より390億ドル(4兆円)、前年同期より240億ドル(2.5兆円)の減少となった。

 同紙によればとくに自社株買いの減少が大きいのがアップルとシスコ

 アップルとシスコの2019年第2四半期の自社株買いは170億ドル(1.8兆円)と45億ドル(4.7千億円)。前期よりそれぞれ60億ドル(6.3千億円)、15億ドル(2.2千億円)の減少となっている。

 

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