これまでアメリカの株価を支えてきた自社株買いが今年に入って減少傾向をみせている。
フィナンシャルタイムズによれば、S&P500(アメリカの上場企業500社)の2019年第2四半期の自社株買いは1660億ドル(17.5兆円)。前期より390億ドル(4兆円)、前年同期より240億ドル(2.5兆円)の減少となった。
同紙によればとくに自社株買いの減少が大きいのがアップルとシスコ。
アップルとシスコの2019年第2四半期の自社株買いは170億ドル(1.8兆円)と45億ドル(4.7千億円)。前期よりそれぞれ60億ドル(6.3千億円)、15億ドル(2.2千億円)の減少となっている。
アップル決算発表: 過去1年で8兆円の自社株買い! 2018/11/4
減税で、米企業の自社株買い増加 2018/3/9