2019年5月23日(木)の午後10時30分(米東部時間:日本は24日(金)11時30分)、スペースXは低軌道上に60基のインターネット通信衛星を打ち上げることに成功。ロケット本体の再着陸にも成功した。
今回の打ち上げの意味は、先日のブログに書いたとおり。
ちなみにスペースXはホームページで、打ち上げの値段を公表している。
今回打ち上げに使われたファルコン9の打ち上げ費用は標準で6.2千万ドル(約70億:1ドル=110円)。
ここから、今回の衛星一基あたりの打ち上げ費用は1億円を大きく超えるものではないと推測できる(衛星本体のコストは除く)。
これが正しければ地球をカバーするのに必要な2000基の衛星の打ち上げ費用は3千億円程度ですむことになる(ちなみに日本橋の1.8キロの高速を地下化する費用が3200億円)。
マスク氏が立ち上げたもうひとつのテスラ社は、他社の急激な追い上げなどもあり厳しい見方がふえているが、衛星打ち上げはいまのところスペースXの独壇場。テスラとともにスペースXの動向を今後も注意してみていきたい。
Starlink Mission