皆さんの、掛かりつけのお医者さんの、床は何で出来ていますか?
Pタイル、それとも長尺シート。実はこれらの品物も平成18年までアスベストで、出来ていたのです。特に公共施設や、オフィス、総合病院の床は大半がこうした品物なのです。これらは、耐磨耗性に優れ、清掃に適し、かつ美観上も優れています。しかし、人が歩けば、どの様な物質でも磨耗し、それらは、埃となり呼吸と共に人体に進入してきます。つまり全ての国民が、アスベストの犠牲になりえるということなのです。因みに、ある友人が、この事はメーカーも公表していないが、道路上に引かれた白線や黄線にも大量の石綿が投入されていた事を、国土交通省は、隠してきたというのです。平成十八年脱アスベスト以来、白線の寿命が大幅に下がり、そのために、白線の補修工事が激増したというのです。確かに近年白線の消えかかっている交差点が多くなったことは確かです。また、嘗てスパイクタイヤが全盛時代、東北から北海道の道路のアスファルト舗装にアスベストが使用されていた事実は、公表されていません。当時の舗装がいまだに存在しているそうです。いや、再生アスファルトにそれらが、再び使われているそうです。国に対する信頼感が、ますます失われていくようです。