午前中、診察を受けに行く予定にしていますが、このところの寒さで呼吸が難しく、準備に手間取っています。何か気が進みません。深呼吸をすると、肺がメリメリと音を立てています。同時に鈍痛が走り、気力を奪っていきます。痛み止めを飲み一時間、少し痛みが和らぎやっと出かける気分になりつつあります。車で片道22Km。約四十分のドライブ。しかし、今日のような体調の日は、酸素不足から、眠気が襲い掛かってきます。一度でも気温が上がることを願っています。久しぶりに帰宅途中に、古本屋によって見たい気分です。「たはら まち」の歌集でも探してみたいと思っています。
中国地方の原発が昨日全て停止しました。原発周辺では、津波対策の堤防が、高さ16mで建設されています。ほぼ、完成したようです。中国電力も、近くの活断層の危険性をついに認めたようです。建物の耐震化も視野に入れた施策を強く望みます。30年前、一号機の建設に携わりましたが、手抜き工事のし放題状態であったように記憶しています。建屋は、鹿島建設が施工しましたが、原発など初めての施工であったはずで、(鹿島広島支店) 炉心の周りに、軟質アスベスト板を貼り付ける作業でしたが、一段施工すると検査が完了しないと次の段の施工がさせてもらえなかった事だけ覚えています。一面厳しいようですが、施工業者は、いずれも始めての工事で、どの程度の精密製が必要なのかわからないまま、工事は完了した事を思い出しています。ストレステスト以前の問題が、古い原発に存在する事を、国は認識すべきです。完全な物が出来ないのが、建設工事の実態だという事も肝に銘じてほしいものです。