好調と不調の波が激しい。アスベストの悪戯だけに、誰にもあたる事が出来ないので、ストレスが溜まるばかりである。
こうした状況の日は、ただただ引き篭もりの、一日を過ごすに限る。 昭和40年代後半に、工事現場や大規模工場で、労災事故と体調の管理についての研究がされて、色々な研究が発表された事を思い出した。その時分であるが、「バイオリズム」と言うものが流行った。どの工事現場でも、「新規入場安全教育」時に、厚紙製の星座儀に似た物で、生年月日を合わせると、三本の線のウエイブ線が「のぞき窓」に現れ、その日の感情や頭脳の活性度、体調の程度が表示される物で、それによって自己管理を促す物であった。
ふと昔の事を思い出し、WEBで検索してみた。
「CASIO」のホームページの中にその計算表が存在した。
計算してみると、今日が全ての項目で下限数値に近く、不調の現実と一致する。「ナルホド」思わず感心してしまった。
調べていくと、来月の3日が全ての数値で上限値になる。
その日は私が受験する「国家試験」の日に中る。そんな事だけで、合格率6.3%の試験に合格は出来ないが、それにしても良いめぐり合わせである。不調の事がどこかに消えていく様な気分である。
近頃この「バイオリズム」が、話題にならないがなぜ、活用しないのであろうか。確か航空産業では、今でも勤務表の作成に使用されていると聞いた事がある。
いま一つ、事故防止に使用していた事がある。
日本人は左利きの子供を、小学校入学までに矯正して、右利きにすることが多いいが、この事は理に適っている。全ての道具やシステムが、右利き用に作られていて、左利きの人は不利に為る。すると「ストレス」が溜まり、事故に繋がる。実際に統計上もこの事は証明されていて、「左利き」有利は、スポーツの世界だけに通用する事が解っている。ヤンキースのイチローは、逆に打撃のみ左利きに矯正した。左打席のほうが、一塁に近い。この一歩半の距離が、野球の世界では有利に働く。その他でもスポーツの世界ではこの原理が通用する。右利きの人との対戦が多いので、感覚が「対右利き」で鍛えられる。当然に、左利きとは、相性が悪くなる。卓球やバトミントン、バレーボール等数えればきりがない。
何れにしても、体調不良時は無駄な外出はしないに限る。事故防止の原点である。