広島は、今年は例年の30%の降水量だそうである。
早朝目覚めると雨音がする。稲かりも済み、マツタケの収獲時期になっての、恵みの雨かもしれないが、我が家の奥様にとっては、残念な雨である。
本日は、「夏はぜ」の実を取りに出かけるつもりで、先週からお供を言い付かっていた。我が家の奥様が如何に強くとも雨には勝てぬ。おかげで私は無罪放免。しかし「夏はぜ」にとっても、恵みの雨かもしれない。
それにしても、今年は異常気象が続く。台風が一度も広島に来なかった。端っこさへ掠らなかった。おかげでどの小学校も、計画道理に秋の行事が進んだであろう。
それにしても、今年の広島は静かであった。
暴走族の姿が無い。暴力団に召集され、東北の瓦礫処分場に送り込まれているらしい。暴力団の資金源になっているようだ。
おまけに、広島市の市職員が暴力団に脅され、詐欺の手助けをしたという。これが発覚したが、こんな物は氷山の一角である。日本全国津図浦々、危険作業と名が付けば、其処には暴力団が張り付いている。化学コンビナートの改修工事、原発の定期検査、みな彼らの資金源なのだ。遣る人が居ないから彼らが遣る。ただそれだけだ。ただし責任ある立場の人達は専門知識が必要なので、一般市民である。誤解のなきように明記しておく。
福島へ一ヶ月行くと二ヶ月遊んで暮らせる。そんな噂が流れてくる。