駆け足でバラの開花が進んでいます。
あれよあれよという間に咲くものですから、早くも紫玉やスパニッシュ・ビューティーは花弁を散らしています。
早くも花がら摘みが始まりました。
今日もどれを載せようか迷った結果、選んだのは「ディスタントドラムス」と「クィーン・オブ・スウェーデン」です。
他のバラも美しく咲いているのに、なぜ、このバラを選んだか気になります?
「ディスタントドラムス」は、アンティークなグラーデションが個性的で、目に留まるんですね。
中央の花びらは、色あせたようなセピア色でしょう。
これだけでも珍しい花色なのに、その花びらを薄いベージュの花びらで抱え込まれ、さらにぼかしの聞いたソフトピンクの花びらで包み込んでいます。
なんて素敵な!なんて繊細なグラデーションなんでしょう。
花芯がクォーターロゼット咲きにように渦巻いているのも素敵です。
咲き進んでいくと、セピア色の花びらは薄いピンクと変化していきます。
花持ちがよくて、いつまでも美しさを保っているので、花がら摘みがつい遅くなるほどです。
さすがに、ディスタントドラムスを疲れさせてはいけないと、後進に道を譲っていただきました。
後進の子ども達です。
花数が少ないの、たぶん日照不足だと思います。
我が家に迎え入れてから数年たちますが、これまで特に樹勢が悪くなったとかはなく、毎年変わりな
いです。
シュラブなので、本来はもっと大きくなるのではないかと思います。
元来、私は鉢で育てるのが苦手です。
水やり加減がよくわからないのです。
水のやりすぎで、植え替え時の根っこの張り具合を見たら、根が貧弱なんですね。
地植えにしたいところですが、植える場所がないのです。
花は少なくとも、大輪の美しい花を見ることができるから、「まぁいいか」と妥協してしまいます。
そんな私を見ていて、いつも「向上心がない」と言う方がいます(笑)
次にご紹介するクィーン・オブ・スウェーデンは、私的には適材適所で素敵に咲かせているんじゃないかと思っています。(自我自讃ですけど)
奥行が30cmほどしかない場所ですが、扇型を意識して段差をつけて剪定しています。
ここは、主に季節の1年草や球根類を植えていましたが、保険で挿し木したクィーン・オブ・スウェーデンが大きくなりましたが、地植えする場所がなくて、この場所を選びました。
画像を見て、お分かりのように郵便受けがあります。
郵便や新聞の配達人の方々をバラの棘などでケガさせたら、大変なことになりますので、棘のないクィーン・オブ・スウェーデンを選びました。
そして、背景となるブロック塀との組み合わせもなかなかじゃないですか。
さらに、庭に植えているクィーン・オブ・スウェーデンは、まだ蕾の状態ですが、ここは東からの朝日と南から陽があたり、西日は遮られるところだから、狭いスペースに植えているのに、暑さで疲弊することもない場所です。
冬は西風、北風が遮られるところだから、早咲きでないのに、春の芽吹きが早いのです。
ねっ、適材適所でしょう?
やっぱり自画自賛でしょうかね(笑)
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