工房 手土手 やきもの暮らし

土に触れ、土と戯れる日々の記憶
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童大将

2020-12-24 12:05:00 | 日記
今年の工房は、コロナ禍の中でも、いつも通りとはいかなくても、できることをやっていく・・そんな一年でした。

教室は先週で終了し、その後ご予約頂いていた体験はキャンセルさせて頂く事となりました。

せっかく楽しみにされていたのに心苦しく申し訳なかったのですが、感染の拡大状況にある中、自粛させて頂きました。

工房のメンバーには、医療従事者の方もいます。

今年の初めから、工房に来ることができないのは勿論、気を抜くことのできない日々が続いている事と思います。

せめて私達にできることは、静かに年末年始を過ごす事かと、自粛する事にしました。

今日は年内最後の素焼きをしながら、やり残した片付けをしていました。

そして、目に触れたのが 童大将 の資料です。




仏師の方の解説で、薬師如来の化仏の働きがあると書かれています。
全体に丸みを帯びた丸薬を思わせるフォルム。
への字に結ばれた口は、病める人を救う決意。

解説を読み直しているうちに、今年の納めの作品を作りたくなりました。


疫病退散でアマビエが注目された今年でしたが、来年こそは平安にとの想いを込めた
そして童大将を教えてくれた友に感謝を込めた
今年納めの作品となりました。