工房 手土手 やきもの暮らし

土に触れ、土と戯れる日々の記憶
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ASIGARAアートプロジェクト 工場プロジェクト

2012-01-30 09:15:45 | 日記

ASHIGARAアートプロジェクトには、工場プロジェクトというのがあります。

開成町にある廃業した工場を会場として提供された方を中心に、

期間中、色々なイベントやカフェを企画されていて、只今準備の真っ最中。

そんな工場を見てきました。

酒匂川の土手に面した場所で、松並木が続くサイクリングロードのすぐ下です。

写真右側の木造の建物。隣は田んぼと畑です。

入口には切り出した木で作った椅子や、落とされた枝も、何になるのか使われるのを待っています。

中に入ると、カフェになる場所には、テーブルや椅子を製作中。

足柄の各地から提供された木をチェーンソーで切ったり、コンプレッサーで皮をむいたりしたそうです。

展示コーナーを飾るパネルを兼ねた絵画が何点かできていました。

この日は内装のペンキ塗りを予定しているとのことでした。

2月4日には、一般の参加者と一緒に外壁のペンキ塗りが行われます。

柔らかめのペンキ用の刷毛を持ってくれば、誰でも参加できるとのこと。

汚れても良い服装で、参加してみるのも楽しそうですね。

 


ASIGARAアートプロジェクト 寄木

2012-01-28 13:25:30 | 日記

先日ステンドグラスの原田さんに誘われて、松田町寄木(やどろき)に行ってきました。

この地域は足柄平野からは少し離れた山里ですが、アートや芸能やものつくりに関わる人が

住まいや工房を持っていることでも知られています。

この地区にミュージアムを作りたい・・・そんな思いを持つ方が、今回小さなミュージアムを作っています。

 

このドーム型のミュージアムを作品として、中にはボランティアを通じて交流のできた相馬市の

子どもたちの絵を中心に展示される予定だそうです。

この時訪れたカフェ荷風は、すっきりとした素敵なお店で、店内にはギャラリーコーナーもあります。

 

また、近くにある原田さんの知り合いが建てられたログハウスには、自作のステンドグラスがあしらわれていました。

この方は、その時ちょうど露天風呂を製作中で、トレーラーハウスやバーベキューコーナー・作業小屋・畑・機材倉庫・・・・・と

なんだか大人の楽しみが詰まった基地のような場所でした。

 ランプを吊るしているのは鹿の角

あまり行くことのなかった寄木ですが、自由な魅力を持つ方との出会いが期待できそうな処でした。


素焼き

2012-01-27 17:04:09 | 日記

              1月27日

昨日、今年初めての素焼きとなりました。

        

暮れに区切りをつけていた作品が多く、作品がたまるまで少し時間がかかりました。

待っていた人にとっては、ようやくの素焼きです。

来週はみんなで釉薬がけに勤しむことになりそうです。


折り紙

2012-01-24 13:09:51 | 日記

            1月24日  雪景色 

この冬初めての雪景色。

朝には上がっていた雪が、お昼くらいにはまたチラチラと降ったりしています。

今日は家で折り紙。

先日、陶和会の新年会の席で、ちょっと面白い折り紙をいただきました。

   

簡単に作り方を教えてもらったので、家にあった紙で少し作ってみることに・・・

忘れないように写真に撮ってみました。

三角に折って折り目をつけて裏返し、角を中央に折り込む。

 

真ん中をノリで軽く止め、さらに角を中央に折り込む。

ここまでが山折りの折り目となる。

 

開いて裏返し、水平に谷折りの折り目をつける。

 

開いた紙は、山折りと谷折りの折り目が綺麗についている。これをたたむと・・・

 こんなふうに小さくたためる。

これを開いたものを半分だけ重なるようにノリ付けして7枚重ねる。

 

7枚目は最初の1枚目に重ねて、輪になるようにする。それを折り目に従ってたたむと完成。

 

中を押し出すようにぐるぐると回してみると、形を変えながら回転する。

 

何かに使える・・・というわけではないけれど、一枚の紙からこんなふうな造形になるのが楽しい。

山折りと谷折りの組み合わせだけなのに、複雑で規則的で美しい立体になっていくのが不思議。

これが何か創作にヒントとなりそうな・・・・・・・?・・?・・・・・

まだひらめきません・・・


おじゃましました

2012-01-22 14:02:17 | 日記

             1月22日 

冷たい雨も上がり、今日はほっとするような日曜日です。

昨日、足柄アートプロジェクトを通じてお知り合いになったSさんのお宅におじゃましました。

Sさんは、山北町で  さおり織り  の工房を主宰していらっしゃいます。

新築されたお宅はさおり織りを楽しむためのサロンを中心に設計されたようで、

羨ましいくらいの素敵なお宅でした。

 

     

陶芸と違って、工房は色とりどりの糸を中心に華やかな雰囲気です。

気軽にできる一日体験もあるので、興味のある方はお気軽にどうぞ・・・ということでした。

ASIGARAアートプロジェクトでも、さおり織りを体験できるワークショップもあります。

詳細は、またお知らせしたいと思います。

 

 


お客様

2012-01-18 16:57:40 | 日記

          1月18日 

今朝、工房にお客様がいらっしゃいました。

木彫や石彫をされているKさん。

工業高校で教鞭をとられ、退職後は趣味の彫刻とマジックでご活躍されています。

今日は2月から始まるASHIGARAアートフェスティバルの足柄体験隊のメンバーとして

木工体験の企画相談に見えました。

   

試作された作品は、どれも30分から1時間くらいで作ることができ、

おもにサンダーを使うために、お子さんでも心配なく体験できるそうです。

焼きごてを使って模様をつけるのも楽しそう。

   

   

展示用の作品もいくつか見せていただきました。

まずは叔母さんが嫁入り装具として持参した着物の洗い張り用の板を使ったプレート。

   

一本のロープが繋がっているようなデザインで、裏も表も綺麗に透かし彫りされています。

 

左は中学校の桜を切った枝を使った作品。

右は隣家に自生してた桐の枝を使った作品。

 

 桜は自然の色ですが、白い桐には柿渋を塗ってみたそうです。

木彫をされる方にとって、素材との出会いが作品を決めることもあるくらい、

どんな素材に出会えるかが大切なのだそうです。

 

私は桐の表皮の質感が面白く、陶芸で使ってみたいと思いました。

まだ家に枝があるそうなので、少し分けて頂くようお願いしました。

どんな作品に使ってみようか・・・・・そちらも楽しみです。


陶雛

2012-01-14 14:36:31 | 日記

                  1月14日 

今日は朝から変な曇り空。

箱根の山の方を見ると・・・あれはきっと雪だね・・・そんな雲が出ています。

隣の広場では、朝からどんと焼きの準備が始められていました。

 

さて一月も半ば。毎年1月になると雛が作りたくなります。

今年は焼き締めの小さな雛を作ってみようと、こんな雛を作り始めました。

黄色く見えるのは焼き締めると赤茶色になるテラコッタ。

顔は白土。髪は黒泥を使っています。

 

 


2012年始動

2012-01-12 17:10:50 | 日記

         1月11日

工房手土手の2012年が、本格的に始動しました。

久しぶりの轆轤の感触を楽しむ人。

残っていた作品の釉薬がけに取り掛かる人。

暮れに手に入れた山野草の鉢を作る人。

みんなそれぞれ、久しぶりの陶芸の時間を楽しみました。

         

   

   

   

 

今年も楽しく自分らしく、みんなでやきものに励みたいと思います。


初ろくろ

2012-01-05 16:27:45 | 日記

             1月5日 

新年はじめての工房です。

工房のみんなが来るのは11日からですが、その前に轆轤を回してみました。

昨年末に新しい粘土を頂き、試作してみることになっていました。

今年の始動は、その粘土で。

   

半磁器土に近い感触で、少しざらついた感じもあります。

厚くひいて削り込むのが良いと聞いていましたが、小さく丸くひいてみたところ、

しばらくすると頂上がダレてきました。

そうか・・・もっと厚くひかなくちゃダレちゃうのか・・・・・

   

小さな灯りにするつもりだったので、少し変形させてみました。

削りはまた明日にすることにして、新年用に作品を少し飾って棚の模様替え。

いつもこんなふうに綺麗に飾っておけばいいんだよね・・・と、毎年思うのでありました。

 


お正月

2012-01-03 21:38:50 | 日記

 新しい年が始まりました 

    

我家の玄関では、龍に乗った七福神がお出迎え。

今年もマイペースでやきものを楽しみたいと思っています。

今年もどうぞよろしくお願い致します。