工房 手土手 やきもの暮らし

土に触れ、土と戯れる日々の記憶
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アイデアとセンスを形に

2021-06-26 20:13:00 | 日記
平塚市民プラザで、IAC美術会湘南支部と仲間たち展が開催されています。







鎌倉彫



磁土のアクセサリー

陶のアクセサリー

山葡萄の籠

クルミのバッグ

灯りと器

籐編みのバッグ

籐編みの籠

ステンドグラスの鏡


そしてアイデアに脱帽したのが、こちらの切手を使った絵封筒の紹介コーナー


切手はどこに貼っても良いのだそうです。
切手の絵柄に何かを描き足して一つの作品にするというアイデア!
作者は後期高齢者です。
いくつになっても頭を柔らかく、なんでも楽しんじゃう心意気❣️
見習いたい先輩です
















愛犬物語

2021-06-12 11:57:00 | 日記




13年前、愛犬が3匹の仔犬を産みました。
初めての出産の最初の子は、なかなか生まれてくることができませんでした。
翌日3匹のうち、最初の子だけが体重が減っているのを受け、獣医の指導のもとスポイトでミルクを与えることになりました。
瀕死の状態から何とか回復した時、どんなに嬉しかったことか・・
けれど他の2匹がヨチヨチと歩き始めたのに、その子は立ち上がることができませんでした。
助けた気になって喜んでいたのは傲慢だったのではないか・・そう思った事もあります。
でも、消えそうな命に手を差し伸べずにはいられなかった。
あれから13年
心を通わせたと実感できた濃密な時間でした。
排泄のタイミングなど、お互いがうまくやっていける方法を見つけながら、関係を築いていく。
不自由な身体でも、それを受け入れて、できる形で精一杯命を謳歌する。
障害に対して、ちょっと後ろめたいような気持ちになってしまう。
それがいつしか、不自由な身体は普通になり個性になって、隠す事なく平静な気持ちでいることに気がつく。
さまざまな事を、その歩けない子に教えてもらいました。
最後の時間も、私の手からスポイトでミルクを少しだけ飲み、腕の中で眠りにつきました。
かけがえのない時間をありがとう。