工房 手土手 やきもの暮らし

土に触れ、土と戯れる日々の記憶
HP kouboutetote.wix.com/guruguru

ヒント

2014-12-29 15:32:51 | 日記

今年の工房は終わり、新年を迎える支度に忙しい毎日ですが、

そんな中でも、やきもののヒントがいっぱい。

冬枯れの紫陽花を手入れしていたら、枯れ残った葉っぱの

思いがけない美しさに目を見張りました。

こんな色、出してみたいなぁ。



そして今年も、お正月飾りを手作り。

ベースは自宅のレモングラス。

花材は 暮楽花人の風 さんにお願いして分けて頂きました。

その中で面白かったのが白い花の作り方。

大根のかつらむきのような素材を、カットして巻いて

先端を紙縒りのようによじると、こんな素敵な花が完成。

 

いくつも作りながら・・・

これって、土でも応用できないかな・・・年が明けたらやってみよ。

今年はハサミでつまんで菊を作りましたが、違う花もできるようになるかもしれません。

そんな訳で、日々の暮らしの中にも、やきものぐらしのヒントがいっぱいです。


飾り付け

2014-12-25 20:47:37 | 日記

大掃除の時に邪魔にならないようにしまっていた作品を取り出し、

工房の棚に飾りました。

干支の土鈴は、来年の主役を先頭に。

笛から煙の出る笛吹き香炉は、干支と招き猫を従えて。

大きな作品を前にして、部屋側には見本となる作品が隠れています。

そしてやっぱり大好きな See幸(シーサー) も欠かせません。

これは香炉になっています。

今年の工房の仕事はこれにて終了。

来年は、やりたい事とやらなくてはならない事が目白押しです。

充実した今年に感謝しつつ、来年の構想を練らなくちゃ。

 


Xmasイベント

2014-12-24 14:37:05 | 日記

今日は  クリスマスイブ 

雪もなく、青空の広がる穏やかなイブとなりました。

 

先日ご紹介した サンタ工場のクリスマス と銘打ったイベントも無事終了。

音楽会の出演者の皆さんや、ワークショップブースのみなさん、

飲食の提供をして下さったみなさん、

そして企画や準備にあたったソウセイのメンバー

いろいろな方々の協力のおかげで、楽しい一日になりました。

アコーディオンの廣澤さんからは、「妖精ソーちゃんのテーマ」という

可愛らしい楽曲のサプライズプレゼントも。

クリエイティブコミュニティー ソウセイ の

新たな一歩に立ち会えた事を幸せに思っています。

 

さてこれまで、やきものでもクリスマス関連の作品を色々と作ってきました。

ツリー・サンタ・リース・食器などなど・・・・

今年は組み上げ技法のお試しで、人形を作りました。

初めはサンタを作れないかなぁ・・と思いながら組み立てて行ったのですが、

どこかの国の男の子・・・サンタと言うにはちょっとな・・・

次に、それではこの子の隣に女の子も作ろうかな・・と、始めてみたものの

できたのがこちら

どうも女の子にしては愛らしさが今ひとつ・・・

そう思いながら色々パーツを当てていたら、

ひげだ!!

そうか、長めのコートを着たどこかの国のサンタらしきおじさんに見えなくもない・・・

そんなわけで、今年の我が家には、どこかの国の、正体の良く分からない人形が2体

登場することになりました。

 



 


大掃除

2014-12-18 18:11:53 | 日記

本日は大掃除。

都合のつくメンバーが集まり、棚や道具、窓などを綺麗にします。

16人がいっせいに取り掛かると、みるみる綺麗になって。

気持ちいい~



この後は、毎年恒例、お楽しみのビンゴ大会。

そして場所を変えて忘年会。

この一年、元気に陶芸を楽しめた事に感謝し、

来年もまた元気で会えますようにと、

今年最後の工房を楽しみました。

 

そしておまけ。

最後の窯で出た作品を一つ。

陶器のベンチ。

お正月用の鉢植えなんかが飾られるのかなぁ。


ひつじだらけ

2014-12-12 09:01:51 | 日記

今年も、最後の焼成が近づいてきました。

窯の中は、釉薬をかけたひつじがいっぱい。







例年、最後の窯は翌年の干支が主役ですが、今年はさながら羊の牧場。

来週には、みんなで大掃除、窯出し、忘年会のはこびとなります。

一つ一つのひつじたちが、一つ一つのお宅の新年を飾る事になる・・・

そう思うと、いつもにも増して気の引き締まる思いです。


ソウセイ

2014-12-01 09:16:09 | 日記

足柄平野を流れる酒匂川の土手沿いに、小さな町工場がありました。

工作機械の作動音、機械油のにおいの中

それぞれの知識と経験と技術を寄せ合って、小さな工夫が生み出されていました。

この工夫ひとつは一円にも満たないものだけど、その小さな価値が積み重なって

大きな価値を生み出すんだよ。

工場の人たちは、そう言って仕事に励んでいたそうです。

そんな工場が役目を終え、不思議な空間が残りました。

 

それぞれの知識と経験と技術を寄せ合って

新しい物・新しい事・新しい繋がりを生み出す場であり続けたい・・・・・

そんなオーナーの想いに共感し、廃工場再生プロジェクトに関わることになりました。

 

名前は ソウセイ(創生)

今は一人ぼっちで取り残された 一円玉の妖精ソウちゃん

メンバーの一人が描き起こした絵を基に、粘土で作ってみました。

このソウちゃんのもとに、一人でも多くの仲間が集い、

創る楽しさ・生み出す喜びだけでなく、誰かと繋がることで起こってくる変化を楽しめる・・・

そんなお手伝いができればと動き始めました。

このブログでも、少しお伝えしていきたいと思っています。

なおソウセイの活動については、フェイスブックのソウセイのページでご確認いただけます。

どうぞ宜しくお願い致します。