不要な情報はないかと、HDDの中を見ていて、ふと気がついた。
何時も気になっていた、システムフォルダの下にある複数の隠しディレクトリ。
これは一体なんだ?
調べてみると、意外なことが判った。
システムに脆弱性が見つかると、修正プログラムが配布され、更新プログラムが、修正プログラムをDL&修正動作を行うが、この修正動作時に作成されるのが、この隠しフォルダ。
(配布は、OSの更新設定がされていない場合は、手動で更新プログラムを起動させなくてはならないが・・)
(隠しフォルダの表示は、エクスプローラのツール:フォルダオプション:表示タブの中の”ファイルとフォルダ表示”の項目”◎すべてのフォルダとファイルを表示する”を選択すれば表示される)
自動更新プログラムにより、修正プログラムをDLして、自OSに修正を当てる時、アンインストール用に保存された情報がこの隠しフォルダ。
この情報は、修正プログラムが、正しく修正できなかった場合、元に戻す為に用意されている。(アンインストールフォルダ)
隠しフォルダの”$NtUninstallKBxxxxxx$”の「KBxxxxxx」は、脆弱性の通番らしい。
修正プログラムが実行されて、不具合が発生した場合は、実行される前の状態に戻すことができるが、不具合が発生していない今現在は、過去の古いフォルダは必要なさそうである。
このフォルダの古いフォルダのサイズを見てみると、780MBの容量を使用していた。
2010以前のフォルダ容量.jpg->
これを、削除してHDDを掃除してしまう。
この隠しフォルダを削除してしまうと、修正プログラムのアンインストールは行えなくなる。
もし、同じことをされる場合は、自己責任において削除してください。
さらに、修正プログラムの動作時のログファイルも同様に削除した。(KBxxxxxx.log)
これで、結構な容量を確保できた。
注)削除したのは、ここ6ヶ月より以前の修正プログラムを削除して、最近の修正プログラムは、削除しないで残した。