Webp
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Webpって何?
・・・と思われるでしょうね
実は、あるブログに訪問したときに、少し気になった写真(花の写真)があったので、
後でしっかり見ようと思って、写真をDLしておいたんです
その写真の画像形式が、この”webp”だったのです
私もすっかり忘れていたんですが、画像書式を示すワードなんです
画像ファイルの拡張子にwebpとして使用して、画像形式を示します
一般的には、jpeg、jpg、raw等の画像形式と同じように写真等の画像データに使用される
そのWebP(ウェッピー)は、米Googleが、2010年9月30日に仕様を公表、
オープンソース開発の静止画像フォーマット。ファイルの拡張子は「.webp」
オープンソースとは、ソースコードの自由な利用および頒布を万人に許可している
ソフトウェア(だれでも、入手可能で、使用可能な、ソフトウエア、ただし営利目的使用不可)
注目の画像形式として、10年程前(正確には9年程前)に、画像変換ソフトの紹介で
このwebpを紹介しています
過去記事: XnConvert(https://blog.goo.ne.jp/thread32/e/f6dc0b2f31608e347ba0f3ed10227a71)
過去記事で使用した画像では、写真の標準的に使用している”jpg”形式が無かったので
使用していた”png”形式の画像データから”jpg”形式の画像データを作成して、
”webp”形式の画像データのサイズの比較を行ったのがこれ
HDD_OD_NW.jpg
(HDD_OD_NW.jpgのファイルプロパティ)
org_pro.jpg
(webp形式の画像データ)
HDD_OD_NW_result.webp
(HDD_OD_NW_result.webpのファイルプロパティ)
webp_pro.jpg
HDD_OD_NW_result.webpファイルは、使用しているブラウザによっては、表示できない場合
があります
Firefoxやchrome等は、バージョンがある程度高ければ、表示することができる
今回元画像との比較では、ファイルのサイズがHDD_OD_NW.jpgは、約270kbに対して
HDD_OD_NW_result.webpは、約38kbと約1/10近くのサイズとなっているので、
大量に画像ファイルを扱う人には、有効なファイル書式だと思う
ただ、webp書式は、以下の欠点がある
1)写真撮影時に、画像保存形式をWebPに直接変換保存することができない
2)画像保存の標準形式(Jprg、RAWなど)で撮影したデータをWebPに変換処理する必要がある
3)変換処理処理には、変換できるツール(アプリ)と変換処理時間が必要
4)webp形式は、割と新しい形式なので、表示できるブラウザ(アプリ等)が少ない
要は、手間暇かけて変換したwebp形式の容量削減が、満足できるかどうか
最近のデータ保存の補助メモリは、昔より高価ではないので、そこまで容量に注目する
必要はなさそうに感じる
128GbのSDカードが、1300円程度64Gb,や32Gbは、1000円以下で販売されている
1Gbは、1000Mb 1Mbは、1000Kbなので、ここで使っているjpgファイルのサイズ270kb
1Gb 1000000/270 約3700枚のjpgファイルが保存できるので
64GbのSDカードでは、 3700x64 = 236800
で実に、少なくとも20万枚以上の写真が保存できる
費用対効果は、さほどではなさそう
ただ、webpは、表示する時間が高速に表示することが1つの目的で作られている
これにおいても、最近のCPU(GPU等)は、処理能力が格段に向上しているので表示する
時間は、気になるほどの遅さは、ないように思う
もちろん、パソコン内の内臓メモリがより多く拡張されているパソコンにおいては
さほど表示における遅延はないと思います
注)当ブログは、PC: OS:windowsを対象に記載してます。
一部、スマフォ(携帯情報端末など)などのWebブラウザ(chrome、safariなど)で、表示等が正しく表示されない場合があります