「ネット利用者は『見たい情報しか見えない』状態となり、同質的な意見や考えを持つ者だけが共感し合う『エコーチェンバー』が容易に形成されてしまう。」辻大介氏の言葉、2月28日の毎日新聞より
「騙される人は勉強が足りないからだと言う人もいるが、それは間違いだ。…一生懸命に自分で調べる人ほど、閉鎖的コミュニティーにたどり着きやすく、代替療法に取り込まれやすい。」大須賀覚氏の言葉、2月28日の毎日新聞より
かげろふの中の義歯となりにけり (真鍋呉夫) 3月7日の毎日新聞、季語刻々で解説されていた句。
かげろふと義歯のコントラストが面白いな。超現実的でもあり、奇妙なリアリティもある。
東日本大震災より今日で9年か。
これ以降、今のウイルス騒ぎに至るまで、日本は人間中心の文明世界の脆さ、自然界の怖さやその強大な力に毎年のように直面してきた。21世紀以後の地球は大丈夫か、というのは単なる杞憂なのか。
別役実氏が亡くなった。学生時代に見た大学の演劇クラブによる「マッチ売りの少女」が懐かしい。あの当時の演劇青年たちによって支持されていたのだな。
常磐線の夜ノ森駅は仙台駅と日立駅のちょうど中間にあり、二人はここで会うことにした。