私は人混みや行列が大嫌い。
たとえ世界一おいしいラーメン屋でも(いやあ、世界一だったら並ぶかも)、
AKBのサイン会でも、ただで¥10,000くれるといっても(いやあ、これも並ぶかも)だ、
ゆえに毎日のランチでも空いている店を探して彷徨ってしまうのだ・・・。
2月10日、尖閣やレーダー照射で揺れる日中問題を気にしながら、
毎年恒例の横浜中華街春節に出かけた。
そしてそこは私の大嫌いな混雑と行列のメッカだった。
渋谷駅でみなとみらい線、元町中華街行きの特急の始発に乗車。
私たちはゆったりと座れたのだが、乗客がいつもよりだいぶ多いのが気になった。
案の定、元町中華街駅に到着すると、エスカレーターにはこれまで見たことがないほど長蛇の列ができ、
これが最初の行列だった。
今回の宿は昨年同様中華街入口のローズホテル。
ホテル内も結婚式客などでごったがえしている中、
チェックインまでちょっと早かったので荷物を預かってもらい、
ニューグランドのレストラン、ザ・カフェにナポリタンを食べに行くことにした。
ザ・カフェに到着するとすでにかなりの人混みで、
スタッフに尋ねると1時間半待ちだという。
うひゃー。
私たちは一応ウエイティングリストに名前を記入したが、
お腹がかなり減っていたのでお隣のイルジャルディーノへ行ってみた。
もはやナポリタンはどうでもいい。
こちらは並んでいる人は見えなかったが30分待ちだという。
うわ、こっちもかあ。
そうこうするうちにローズホテルのチェックイン時間になったので、
とりあえず戻ることに。
チェックインはスムーズにできたのだが、
ランチはどうしよう。
で、結局ホテル1階のブラスリーミリー ラ・フォーレに。
こちらも超満員で5,6人待っている人がいたが、
もう他に行くのは面倒なので待つことにしたのだ。
15分後ようやく入店でき、
私はビーフカレーを、連れはペスカトレーを注文。
料理がきたのは30分後だった。
部屋は6階で、
遠くに山下公園前の海が見える。
パーシャルオーシャンビューってやつか。
インテリアはマホガニーっぽい家具で統一されており、
広くはないが非常に落ち着ける空間が好ましい。
若干の休憩後はいよいよ、春節の採青(さいちん)を見に行くのだ。
採青は獅子が店の軒先に吊されたご祝儀をもらいに行くもので、
中国の元旦であるこの日に行われる伝統的な行事である。
ホテルからメインストリートに出るともうそこは、
普段の私なら絶対に近づかないほどかなりの人混みだったが、
遠くに獅子の到来を告げる爆竹の音が聞こえたので、
決死の覚悟でそちらへ向かうことにする。
ようやく100メートルほど進むと人混みは満員電車と同等になり、
リュックや鞄から手を離しても地面に落ちないのではと思われるほどになった。
もう獅子はすぐそこだ。
そして人混みの中にピンクの獅子がチラッと見えた。
カシャ、カシャ。
人混みを作っているひとりひとりが腕を伸ばし掲げるカメラが一斉にシャッターを切る。
獅子は2階の高さまで伸び上がり、軒先に吊されたご祝儀をパクッと食べる。
オー、と歓声が上がる。
部屋に戻り、さて、夕食はどうしようかと、
あちこちの中華料理店に予約の電話をしてみるがどこも満員だと断られた。
ううむ、じゃあ、直接探しに行くか。
この後、また並ぶことになった。(その2に続く)
たとえ世界一おいしいラーメン屋でも(いやあ、世界一だったら並ぶかも)、
AKBのサイン会でも、ただで¥10,000くれるといっても(いやあ、これも並ぶかも)だ、
ゆえに毎日のランチでも空いている店を探して彷徨ってしまうのだ・・・。
2月10日、尖閣やレーダー照射で揺れる日中問題を気にしながら、
毎年恒例の横浜中華街春節に出かけた。
そしてそこは私の大嫌いな混雑と行列のメッカだった。
渋谷駅でみなとみらい線、元町中華街行きの特急の始発に乗車。
私たちはゆったりと座れたのだが、乗客がいつもよりだいぶ多いのが気になった。
案の定、元町中華街駅に到着すると、エスカレーターにはこれまで見たことがないほど長蛇の列ができ、
これが最初の行列だった。
今回の宿は昨年同様中華街入口のローズホテル。
ホテル内も結婚式客などでごったがえしている中、
チェックインまでちょっと早かったので荷物を預かってもらい、
ニューグランドのレストラン、ザ・カフェにナポリタンを食べに行くことにした。
ザ・カフェに到着するとすでにかなりの人混みで、
スタッフに尋ねると1時間半待ちだという。
うひゃー。
私たちは一応ウエイティングリストに名前を記入したが、
お腹がかなり減っていたのでお隣のイルジャルディーノへ行ってみた。
もはやナポリタンはどうでもいい。
こちらは並んでいる人は見えなかったが30分待ちだという。
うわ、こっちもかあ。
そうこうするうちにローズホテルのチェックイン時間になったので、
とりあえず戻ることに。
チェックインはスムーズにできたのだが、
ランチはどうしよう。
で、結局ホテル1階のブラスリーミリー ラ・フォーレに。
こちらも超満員で5,6人待っている人がいたが、
もう他に行くのは面倒なので待つことにしたのだ。
15分後ようやく入店でき、
私はビーフカレーを、連れはペスカトレーを注文。
料理がきたのは30分後だった。
部屋は6階で、
遠くに山下公園前の海が見える。
パーシャルオーシャンビューってやつか。
インテリアはマホガニーっぽい家具で統一されており、
広くはないが非常に落ち着ける空間が好ましい。
若干の休憩後はいよいよ、春節の採青(さいちん)を見に行くのだ。
採青は獅子が店の軒先に吊されたご祝儀をもらいに行くもので、
中国の元旦であるこの日に行われる伝統的な行事である。
ホテルからメインストリートに出るともうそこは、
普段の私なら絶対に近づかないほどかなりの人混みだったが、
遠くに獅子の到来を告げる爆竹の音が聞こえたので、
決死の覚悟でそちらへ向かうことにする。
ようやく100メートルほど進むと人混みは満員電車と同等になり、
リュックや鞄から手を離しても地面に落ちないのではと思われるほどになった。
もう獅子はすぐそこだ。
そして人混みの中にピンクの獅子がチラッと見えた。
カシャ、カシャ。
人混みを作っているひとりひとりが腕を伸ばし掲げるカメラが一斉にシャッターを切る。
獅子は2階の高さまで伸び上がり、軒先に吊されたご祝儀をパクッと食べる。
オー、と歓声が上がる。
部屋に戻り、さて、夕食はどうしようかと、
あちこちの中華料理店に予約の電話をしてみるがどこも満員だと断られた。
ううむ、じゃあ、直接探しに行くか。
この後、また並ぶことになった。(その2に続く)