ふとラーメンが食べたくなった。
今風の凝ったものではなく、昔懐かしいシンプルなラーメン。
で、「レトロの町」青梅に行けばそれがあるのではないかと思い、中央線青梅行きに飛び乗った。
青梅駅は山を抱いたロケーションそのものがレトロで、ホームには昭和を彷彿とさせる木造の待合い室とそば屋があり、出口への地下道には手書きの映画看板が飾られていた。
ところが一歩駅を出てみると駅前ロータリーはどこにでもある寂れた郊外の風情で、貸店舗の看板が目立ち活気がない。
こんなところに昔風のラーメン屋があるのだろうか?
周囲を見渡してもそれらしき店はどこにもなかったので、私は仕方なく周囲を散策することにした。
線路沿いに小道を東青梅方面へ進んでみる。
大昔、遠足で来た頃はもう少し活気があった気がするが、今は数軒の店があるだけでひっそりとしている。
そして青梅鉄道公園への看板がある路地を右折すると手打ちラーメンの看板を発見。
おお、あった。
その名はM玉屋。
かなりの老舗のようだ。
恐る恐る引き戸を開けると店内はまるで40年前にタイムスリップしたようで、丼物をたった今食べ終わったような客と店主が一緒にテレビに見入っており、番組は大リーグレッドソックスVSヤンキースで、もちろん画像は白黒ではなくカラーだった。
私は壁面に貼られたメニューを検討し、手打ちワンタン麺(¥600)を注文。
改めて店内を良く見回すと、奥多摩の山へ行く客が多いためかそれらしい本がたくさん並べられ、山の写真も多数飾られていた。
約7,8分ほどでワンタン麺が登場。
鰹だしの透き通った醤油スープにワンタン、シナチク、チャーシューが無造作に載っている。
まずスープをひとくち飲んでみる。
うまい。
見たとおりのあっさり味で、手打ちの麺もしつこくなくスープが良く絡んで好ましい。
量はやや少なめだったが、とてもおいしくいただくことができた。
その後は青梅街道に出て駅方面へ。
所々に手書きの映画看板が掲げられているが、まだ町全体のレトロ化には至っていないようで商店には活気がなかった。
このところ映画のオールウエイズなど昭和の古き良き時代が脚光を浴びており、大分県の某所ではそれで町おこしが大成功であるという。
青梅にも頑張ってもらいたいし、町並みとともに、レトロな味も守り続けて欲しいと思った。
今風の凝ったものではなく、昔懐かしいシンプルなラーメン。
で、「レトロの町」青梅に行けばそれがあるのではないかと思い、中央線青梅行きに飛び乗った。
青梅駅は山を抱いたロケーションそのものがレトロで、ホームには昭和を彷彿とさせる木造の待合い室とそば屋があり、出口への地下道には手書きの映画看板が飾られていた。
ところが一歩駅を出てみると駅前ロータリーはどこにでもある寂れた郊外の風情で、貸店舗の看板が目立ち活気がない。
こんなところに昔風のラーメン屋があるのだろうか?
周囲を見渡してもそれらしき店はどこにもなかったので、私は仕方なく周囲を散策することにした。
線路沿いに小道を東青梅方面へ進んでみる。
大昔、遠足で来た頃はもう少し活気があった気がするが、今は数軒の店があるだけでひっそりとしている。
そして青梅鉄道公園への看板がある路地を右折すると手打ちラーメンの看板を発見。
おお、あった。
その名はM玉屋。
かなりの老舗のようだ。
恐る恐る引き戸を開けると店内はまるで40年前にタイムスリップしたようで、丼物をたった今食べ終わったような客と店主が一緒にテレビに見入っており、番組は大リーグレッドソックスVSヤンキースで、もちろん画像は白黒ではなくカラーだった。
私は壁面に貼られたメニューを検討し、手打ちワンタン麺(¥600)を注文。
改めて店内を良く見回すと、奥多摩の山へ行く客が多いためかそれらしい本がたくさん並べられ、山の写真も多数飾られていた。
約7,8分ほどでワンタン麺が登場。
鰹だしの透き通った醤油スープにワンタン、シナチク、チャーシューが無造作に載っている。
まずスープをひとくち飲んでみる。
うまい。
見たとおりのあっさり味で、手打ちの麺もしつこくなくスープが良く絡んで好ましい。
量はやや少なめだったが、とてもおいしくいただくことができた。
その後は青梅街道に出て駅方面へ。
所々に手書きの映画看板が掲げられているが、まだ町全体のレトロ化には至っていないようで商店には活気がなかった。
このところ映画のオールウエイズなど昭和の古き良き時代が脚光を浴びており、大分県の某所ではそれで町おこしが大成功であるという。
青梅にも頑張ってもらいたいし、町並みとともに、レトロな味も守り続けて欲しいと思った。
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