ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

なぜあれは真っ黒なんだろう?

2007-01-09 15:51:11 | ふと思ったこと。
クルマでもチャリンコでも、別に自分の所有物ではなくても、“新車”に乗るのは胸躍るものである。
おろしたての、まだ角がとれていないまっさらな感触はうれしいものだ・・・。
私は先日、JR中央線の新型車両に乗った。
12月26日に走り始めたばかりの新車である。
外観は、これまで全体がオレンジ色に塗られていたものが、山手線や総武線などと同様、銀色に輝くステンレス製?で“腰”のあたりにはイメージカラーであるオレンジの帯が入っている。
形も今風にシャープになったようだ。
車体も相当軽くなったのであろうか、乗り心地は軽くしなやかである。
加速も減速も以前の車両とは違い、かなり鋭くなったようだ。
さて、車内を見てみよう。
車体の幅はややゆったり、シートは3人がけと7人がけで以前と変わらないが、7人がけの方には2:3:2に分割するポールが、他路線と同様に設けられている。
座り心地は思ったほどではなかったが、やや大ぶりにはなっているようだ。
シルバーシート付近は全体に他と違う色分けがされ、一目で区別できるようになった。
ドア上部には液晶モニターがはめ込んであり、路線や運行情報、ニュースなどを流している。
と、ここまで観察したところで私は何か違和感を感じた。
頭上の空間が重いのである。
なんと、つり革が真っ黒なのである。
しかも新しくデザインされたのであろう、縦長の二等辺三角形の、やけに存在を主張してくるカタチのつり革が真っ黒なのである。
それが頭上にずらーっとぶらさがっているのである。
ううむ。
なぜ真っ黒になってしまったのだろう。
せっかく明るくなった車内がだいなしではないか。
ゆくゆくは広告スペースにでもなるのだろうか?
せめてグレーにはできなかったのだろうか・・・。
もしかして予算的に真っ黒が一番安価だったのかもしれん。
でもなあ・・・。
真っ黒なつり革を気にしながら、私は神田明神へと初詣に向かった。



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