赤い電車はユングフラウ鉄道、現在地は
緑の線路をを登山電車で登ってきた。そして中央の駅がクライネ・シャイデック。
右側の青のラインも同じ鉄道会社で、どちらからのルートでも同じくらいの時間で登って来れる。
しかし、登って来た電車が峠の駅で停車し、その先反対側に降りていく事はできない。
山の勾配に合わせた登山電車はその向きが変わらないように登ってきた線路をそのまま降りていくそうです。
ユングフラウ鉄道全線開通100周年、・・・2012年のことでした。この記念にカラー30頁のパスポート小冊子日本語版を乗車時にいただいていました。
この中の路線図が一番わかりやすいので、再確認しよう。
Aの路線が、ユングフラウ鉄道(JB)で、クライネ・シャイデック⇔ユングフラウヨッホ間
Bの路線は、ヴェンゲルンアルプ鉄道(WAB)、緑と青の路線
C,D,E,F,Gの路線もユングフラウ鉄道グループの運営で各種割引キャンペーンがあるようです。
年間70万人もの観光客が、このスイス、標高3454mヨーロッパ最高地点の駅ユングフラウヨッホ目指して来られるわけですからサービスしなくちゃ。
さぁ、スキー場から戻り、線路を渡り駅の裏側(南側)に
山腹を右から左に何やら動いている、徐々に大きくなると・・・赤い電車が下ってきた。
大きくカーブして、小振りのかわいい電車が近づいてきた。
ご覧のように、雪は舞い降りていないが空も山もスノーホワイト、アイガーもメンヒもユングフラウも雲の中・・・残念
AM9時半、ここから約50分でユングフラウヨッホに到着する。
・・・別途、100周年アトラクション 3Dシアターなど放映されていて、編集中・・・
PM1時過ぎこの地点に戻り、昼食・・・
すると視界が開けてきた。
目の前にアイガーが・・・こちら側があの北壁になる。
登頂ルートとして最難関のあの有名なアイガー北壁が見えてきた。
パノラマにて
左端がアイガー、中央にメンヒ、右の雲の中にユングフラウが
この左側はこのような感じ、
そして、1Fにレストランも入っている クライネ・シャイデックの駅舎の南側全景です。
こちら側にもスキー場があり、赤い電車で1つ目の駅、アイガーの麓 アイガーグレチャー駅(標高2320m)からも滑れる。
そして、この駅の目の前、この人は何をしているのでしょうか?
写生中? 日光浴? 昼寝?
この合板製のソリは、売れ筋のようです。
このデザインは、キックボードの様な・・・それにしても接地面が細長い、標高が高く、締まった雪質だから沈み込まないのだろう。
日本では降雪が少なくなった3月、氷点下に冷え込んだ午前中、野山の雪面が固く締まった同じような状態になる。
この乗り物は大きく体重移動ができ、急なコーナーも曲がれる・・・面白そうだ。
先程の人は、これに座っていた、そしてクライネ・シャイデック駅前から、ラウターブルンネン駅方面に長距離を滑り降りていくのだろう。
午後から絶好のスキー日和になってきた。
スキー最高!
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