玉作湯神社から・・・川に沿って下るとまもなく玉造温泉街、
足立美術館から玉造温泉街まで30km弱でしょうか、グーグルで
川の右岸を上流から下って来たのだが、目指す宿の目前で進入禁止、右岸が一方通行になっている。
右折して大通りに一旦出て、温泉街を下流側から再度川に沿って上ると無事到着。
このような工芸品、いや奉納品があちこちに飾られていた。
出雲大社の拝殿に奉納された、・・・稲わら細工の「鶴亀額」とあります。
手作りですから、味があります。
亀の頭や、鶴の翼に苦労が見えます。
さて、島根県の有名な安木節は、地元安木市や松江市の名所が登場するようですが、どじょうすくいがユニークな腰使いで人気があります。
この地は勾玉以外に砂鉄が採れたので、たたら製法が発達した地であり、砂鉄の採取とどじょうすくいの踊りは関係がありそうです。
動画撮影は禁止でしたので、こんな画像で雰囲気を味わってください。
中央で演じられている女性の両手に持っている30cmくらいの棒、両端に紅白の房が付いていて・・・これが鉢巻きに書かれている銭太鼓と言われるもののようです。
どじょうすくいの主人公は、豆絞りの手ぬぐい、腰に籠を結わえて登場です。
頭にかぶっているのは、竹で編んだ ふるい でしょうか。
・・・親父どこへ行く 腰に籠下げて
前の小川へ どじょう取りに
わしが生まれは浜佐陀生まれ
朝まとうからどじょやどじょ
唄に千両の値ぶみがあれば
どじょうは万両の味がある
ドジョウ、ウナギ、スッポン・・・滋養強壮ではなくて、どじょうは味が万両でした。
腰を落として後ろに突き出し上下に振る滑稽な動作は、砂金採りで疲れを癒す仕草を取入れたのでしょうか。
楽しいひととき、ありがとうございました。
伝承されている皆様の繁栄が続きますように。
翌朝の庭園です。
気温は結構低い、路面は凍結しているでしょう。
西に向かいます。
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