プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

たまには文豪の作品を。獅子文六「胡椒息子」

2017-08-31 10:32:38 | 日記
読書の話が続きます。一度本読みモードに入ると、結構続くんですよね。今回は、獅子文六の「胡椒息子」最近、この作者の作品 何冊かちくま文庫から発売されていて、1冊読みたいと思っていたんです。この本選んだ理由は、子供の頃、この小説をドラマ化したのを見ていたから。歌舞伎役者 中村又五郎さんが子役時代 主演したドラマです。
主人公は牟礼昌二郎という、まだ12歳の少年。イタズラ盛りで、始終周りを困らせている。婆やのお民だけが味方。牟礼家 裕福なのだが、家庭的にはイマイチ。主人夫婦の仲は悪いし、昌二郎の兄姉は、いかにも金持ちの子供というタイプ。主人夫婦の仲が悪いには、昌二郎の出生の秘密が大いに関わっており、実は彼は、父の昌造が愛人に産ませた子供なのだ。こんな 金だけはあるが、何かと問題の多い牟礼家に、次々と起こる事件を物語は描いていきます。
家柄が重要だった時代 成り上がりの牟礼家の人々。一方 子爵の家柄の薬師寺家の人々。こうした対比が面白く描かれて一気読みしました。

昨夜は早帰りで「さんま御殿」SP

2017-08-30 11:52:23 | 日記
先週末は、いろいろお出かけが重なったので、昨夜は早帰り。「踊る!さんま御殿!!」楽しみました。今回も、普段あまりテレビを見なくなってしまった私には、初見の人が大勢。いや、個性たっぷりな人がいるんですね。
1本目の「今アツい有名人集合SP」では、ひふみんが個性豊かなのは知ってましたが、「うさぎの国」にいるゆーちゃそ王子とか、いろいろ考えるもんですね。驚きました。
2本目の「結婚って幸せ?バツあり•既婚•未婚」では、潔癖症の入矢麻衣さん。ペットは大丈夫で、人間がダメというのは、ほとんど理解不能。凄いです。
もっとも、私が、ずっと見ていたかったのは、1本目の大場美奈ちゃんと2本目のゆうこりん。いや、可愛い。ゆうこりん 若い時は、なんとも思わなかったんですが、最近可愛いらしくなった。あれだけ可愛いければ、私なら「毎日10個」可愛いところ言えるのに•••^_^

元スポーツ紙記者が描く球界の裏側 本城雅人「監督の問題」

2017-08-29 00:15:30 | 日記
元サンケイスポーツ紙の記者だった著者が書いた 野球小説。楽しく読みました。
在阪球団一筋に活躍。名球会入りまで後1本のところで引退した、大打者•宇恵康彦が主人公。彼に引退後1年で、監督の声がかかります。球団は、新潟アイビスという弱小球団。毎年最下位で、監督が変わるチーム。小此木オーナーは、コーヒーチェーンを全国展開する若手実業家。まだ40歳の若さ。因みに宇恵は41歳。「日本に12人しかいない」プロ野球監督の座は、やはり魅力。宇恵は、妻瑛子のアドバイスもあり、受諾します。
物語は、キャンプのシーンから始まります。なにしろ、弱小チーム。頼りになるのは、名球会入りまで後18勝と迫ったエースの市木だけ。が、この男 完璧な「隔年エース」で、今年は活躍しない年。しかも、キャンプ当初から若手を引き連れ朝帰りと、首脳陣を舐めた振る舞い。怒った宇恵、キャンプ中にエースをトレードしてしまいます。
7つ年上の名投手コーチ嶋尾 唯一腹心のチーフコーチ丸子 監督専任の「美しすぎる広報」筒美まどか セイバーメトリクスを信奉者30歳の若き球団代表•加賀谷 個性の違うメンバーが集まり、ペナントレースという荒波の中に飛び込んでいきます。そして•••
かつては野球好きだったので、野球に関する部分は、楽しく読めました。ただ、美人広報の恋愛話は、ちょっと浮世離れした感もあります。

プロレス両国3連戦 最後は「全日本プロレス」

2017-08-28 10:50:25 | 日記
8月は「プロレス月間」ということで、昨日は全日本プロレス楽しんできました。このところ、観客動員も好調な全日本。去年の両国より、お客さんも入っていたように思います。
興行時間も、異様に長かった去年の反省を踏まえてか、今年は5時間に満たない。全日本にとっては、年1回の国技館大会。どうしても試合数は多くなる。今年は、アンダーカード入れると14試合。5時間近くかかるのは、仕方ないでしょう。ただ、イメージとしては、そんなに長くかかった感じはない。それだけ充実していたと思います。
野村らの若手 秋山らベテラン D•F•ジュニア カブキのような大御所まで、実に幅広い層の選手が登場するのが、この団体のいいところ。皆、いい試合してくれました。
唯一心配なのが、諏訪魔。試合前に、かつてのパートナーの急襲を受け、挙げ句の果てにG1で振るわなかった新日本プロレスの小島選手にフォール負け。館内も、なんとも言えないムードに包まれました。一昔前のプロレスなら、こういう扱い受けた選手は、団体離脱するのがパターン。ま、時代が違うから大丈夫とは思いますが、諏訪魔選手の今後が気になります。



Eテレビ「喜劇王対決 チャップリン対キートン」

2017-08-27 10:41:57 | 日記
木曜夜にEテレビで放送された「喜劇王対決 チャップリン対キートン」見ました。海外で製作されたものですが、こういう番組放送してくれるのがNHKのいいところ。受信料払っている甲斐があるというものです(笑)
チャップリンについては、いろいろ本も出ているし、何度もリバイバルされていますから、ある程度知っていますが、キートンについてはあまり知らない。何本か映画観たことはありますが、無表情で演じているというイメージが強い。なわけで、改めて当時のフィルム観ましたが、やはり、スピード感ハンパじゃない。「身体中の骨を折っている」とナレーションされてましたが、あながちオーバーとは思えない。「喜劇王」というより、アクションスターみたいで、ジャッキー・チェンを思わせるところもあります。
偶々サイト見たら、来月の終わりから渋谷のシネマヴェーラでキートンとロイドの特集やるそうです。キートンの「体技」味わいに、出かけることにします。