読書の話が続きます。一度本読みモードに入ると、結構続くんですよね。今回は、獅子文六の「胡椒息子」最近、この作者の作品 何冊かちくま文庫から発売されていて、1冊読みたいと思っていたんです。この本選んだ理由は、子供の頃、この小説をドラマ化したのを見ていたから。歌舞伎役者 中村又五郎さんが子役時代 主演したドラマです。
主人公は牟礼昌二郎という、まだ12歳の少年。イタズラ盛りで、始終周りを困らせている。婆やのお民だけが味方。牟礼家 裕福なのだが、家庭的にはイマイチ。主人夫婦の仲は悪いし、昌二郎の兄姉は、いかにも金持ちの子供というタイプ。主人夫婦の仲が悪いには、昌二郎の出生の秘密が大いに関わっており、実は彼は、父の昌造が愛人に産ませた子供なのだ。こんな 金だけはあるが、何かと問題の多い牟礼家に、次々と起こる事件を物語は描いていきます。
家柄が重要だった時代 成り上がりの牟礼家の人々。一方 子爵の家柄の薬師寺家の人々。こうした対比が面白く描かれて一気読みしました。
主人公は牟礼昌二郎という、まだ12歳の少年。イタズラ盛りで、始終周りを困らせている。婆やのお民だけが味方。牟礼家 裕福なのだが、家庭的にはイマイチ。主人夫婦の仲は悪いし、昌二郎の兄姉は、いかにも金持ちの子供というタイプ。主人夫婦の仲が悪いには、昌二郎の出生の秘密が大いに関わっており、実は彼は、父の昌造が愛人に産ませた子供なのだ。こんな 金だけはあるが、何かと問題の多い牟礼家に、次々と起こる事件を物語は描いていきます。
家柄が重要だった時代 成り上がりの牟礼家の人々。一方 子爵の家柄の薬師寺家の人々。こうした対比が面白く描かれて一気読みしました。