プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

名人 圓生師匠で、今年の聞き納め!

2016-12-31 11:01:04 | 日記
今年最後のブログです。お付き合い頂いたみなさま ありがとうございました。年賀状も出し終え、少し部屋の片付けも済まし、お正月のお買い物も終了。
昨夜は、ボクシング中継見た後は、you tube で圓生師匠の落語聞いて、楽しみました。今年の聞き納めです。
「またかのお関」「福禄寿」の2席。いずれも圓朝作。30分くらいで、丁度いい。最近は、1時間超す人情噺も多いですが、やはり聞く方にも、緊張の限界がありますからね。「またかのお関」は、女郎だった頃、何度も客の懐を狙うので、この異名がついた女盗人の話。こういう色っぽい女性を演じさせると、圓生師匠、実に上手い! 「福禄寿」は、禄太郎と福二郎、そして女親の3人がおりなす話。しっかり者の次男と頼りない長男 どちらも可愛い女親。しっとりしたいい噺です。師走の一夜、幸せな一時でした。

宅間孝行 タクフェス「WHAT A WONDERFUL LIFE」

2016-12-30 10:55:52 | 日記
宅間孝行作品「WHAT A WONDERFUL LIFE」観てきました。年末に、「素晴らしき哉 人生」とは、ちょっと洒落てます。出演は、高橋ユウ 野久保直樹らです。主人公 宅間演じるヤクザの岩木の情婦役だった高橋ユウという人 モデルだそうですが、まだ20代中盤だというのに、その色っぽいこと、堪りませんな!おじさん、一辺にファンになってしまいました。
このお芝居 4つのオムニバスストーリーと、その前後のプロローグとエピローグからできています。全体を通して、岩木というヤクザの人生を描いたお話。まだ、ヤクザになる前の銀行員時代の岩木を描いたのが1本目。2本目では、劇団員になっています。そして3本目、ようやくヤクザの若頭として登場。ここで、先述の高橋ユウ演じる明日香との悲恋ものとなります。ヤクザの若い衆が次々と失敗を繰り返す場面もあり、一番面白い作品でした。4本目では、プロローグの舞台だった屋台が、再び登場。15年の歳月が流れています。プロローグでは、野久保直樹演じる若手刑事と岩木が出会うのですが、その結果、黒須は、ヤクザの抗争に巻き込まれてしまいます。それから15年、抗争で、本当は、何が起こったのか? 真実は明示されません。エピローグ 人生の終焉の時を迎えた岩木。彼の人生を彩った人物が、舞台上に現れます。「素晴らしき哉 人生」
終演後のロビー 今までの作品が、DVDとなって販売させています。私、正月休み用に2本購入。じっくり楽しもうと思います。

師走のお楽しみが復活! 高泉淳子「ア·ラ·カルト」

2016-12-29 11:30:42 | 日記
師走の風物詩が復活しました!高泉淳子の「ア·ラ·カルト」です。今回は、移動レストランと銘打っての公演。以前は、青山円形劇場での公演でしたが、閉館してからは、昨年は横浜での公演。今回は、池袋のシアターイーストでの公演と、まさに移動レストラン。
といっても、中身は変わりません。高泉演じる女性が、師走のレストランに入ったてくるシーンから始まり、恒例のコーナーが、次々と演じられます。毎回大爆笑の「フランス料理とワインを嗜む会」高泉演じる高橋と、後輩社員の珍妙なやり取りが面白い、私の一番お気に入りのコーナーです。さらには、不器用なカップルを描くコーナー。高泉が演じるのは、大体婚期を逃した女性。ゲストのトークコーナー。私が観た日のゲストは、ROLLYでした。
休憩挟んで、後半は、SHOW TIME。ジャズナンバーや、この公演の音楽監督·中西俊博のバイオリン演奏。ラストは、「夢見る頃を過ぎても」 高泉と山本光洋の老年カップルのお話。そして、エンディングへ。
毎回、同じ人間が登場しますが、彼らが成長したり、年を取っていくのを見続けるのが楽しい、年末には欠かせない公演です。

大爆笑!「踊る!さんま御殿!!」を4時間半

2016-12-28 11:44:13 | 日記
昨夜は、7時から「踊る!さんま御殿!!」4時間半楽しみました。さすがに面白い。「今年話題の人物」では、オリンピックの金メダリスト·ベイカー選手の、あの派手なおばあちゃんが改名(?)していたという話に大笑い。「ライバル都道府県」では、浅田舞らの愛知県軍団が、仲間割れ。名物「醜女軍団対モテ美女」では、ビーチバレー坂口選手の衣装で、さんまが、まさかの素人被り。「総集編」では、「おバカ3人衆」のぶっ飛びぶりが凄い!滝沢カレンの「いい意味での生き別れ」名言です。
4時間半が、あっという間。少々笑い疲れしました。

春風亭小朝「菊池寛が落語になる日vol.3」

2016-12-27 12:47:12 | 日記
紀伊國屋ホールで、春風亭小朝師の「菊池寛が落語になる日vol.3」観てきました。今年始まった新企画ですが、既に師の新たな持ちネタになりそうな落語が、高座に掛けられ、大成功な企画です。
今回は、母子の仇討ちもの「野布袋の竿」しっとりした人情噺です。もう1席は、「うばすて山」同じ、母子を扱ったネタですが、こちらは、殿様とのトンチ比べという趣向。師が高座で仰っていたように、前者は独演会向き、後者は寄席向きの落語です。
中入り、色物挟んで、トリネタは、師の十八番「七段目」最近、私が歌舞伎を観るようになったこともあり、いつも以上に楽しめました。
来年4月に、次回公演が予定されていますが、レベルの高い会なので、楽しみです。