プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

横浜で「瀧川鯉昇独演会」

2022-02-28 12:20:13 | 日記

土曜日のお話です。

東神奈川のカナックホールで「瀧川鯉昇独演会」楽しみました。

初めて行ったホールですが、駅から徒歩1分。

落語を聴くにも、丁度良い大きさだと思います。

不満を言えば、トイレがウォシュレットではないこと^_^

さて、例によって、演目

今回は、開口一番から師匠登場でした。

蕎麦処 ベートーベン 鯉昇

質屋蔵 鯉昇

中入り

太神楽 鏡味仙若

御神酒徳利 鯉昇

1席目

このところ、お得意の「お正月をうつそう」「霊安室」のマクラで

客席大爆笑!

「ベートーベン」は、いつ聴いても面白い。

「ココナッツ」のギャグは大好きです。

「質屋蔵」「御神酒徳利」は、師匠としては割とオーソドックスな展開。

実は、きちんと落語も出来る師匠の一面、再認識しました。

 

 


稲垣吾郎「恋のすべて」

2022-02-27 10:21:08 | 日記

東京建物Brillia Hallで、今日千秋楽を迎える「恋のすべて」です。

鈴木聡さんと稲垣吾郎さんがタッグを組んで7作目。

ご多聞にもれず、コロナで初日が順延しただけに

場内は、開催を待ち侘びていたファンの熱気でムンムン。

ミュージカルナンバーでは手拍子

カーテンコールの稲垣さんの挨拶まで、暖かいムードに包まれた

公演でした。

今回、稲垣さんが演じるのは、探偵ニック。

かつて、事務所を共同経営していたシドは、仕事中に死亡。

シドは、未亡人に、毎月小切手を送っている。

そんなニックのもとに持ち込まれた依頼。

依頼主は、クラーク(羽場裕一)という男。

娘コニー(花乃まりあ)と恋仲になりそうなテディ(松田凌)との関係を

壊してくれというもの。

テディの母カミラ(北村岳子)も、一代で会社を大きくした女傑。

クラークは、彼女に資金援助を頼んでいるので、息子も邪険にはできない。

そこで、ニックにコニーを落として欲しいというのだ。

テディにも、自分の愛人•ザラ(石田ニコル)を刺客として差し向ける。

舞台は、今夜のパーティ。

さて、恋の行方は•••

というお話。

鈴木聡さんらしいロマコメを、稲垣さんが三枚目ぶりも発揮しながら

笑わせてくれました。


松本白鸚「ラ•マンチャの男」パート2

2022-02-26 09:57:03 | 日記

昨日の続きです。

14日夜の部。

再開された「ラ•マンチャ」を最前列で観る機会に恵まれました。

この舞台、客席に向かって、階段が設えてあります。

私の目の前を松たか子さん演じるアルドンザが上り下りしてくる。

薄汚れた顔をしたアルドンザ。

それがラストには、気高ささえ感じさせるドルシネアに変貌する。

ただただ見惚れてしまいました。

死の床に着いたセルバンテスを訪ねて、アルドンザがやって来る。

が、セルバンテスは、何も覚えていない。

彼によって、全てを変えられてしまったアルドンザが

思わず絶叫する。

「思い出さなきゃいけないよ!」

このセリフで、私の涙腺は崩壊してしまいました。

白鸚丈は、初日とは見違えるような力強さに

溢れていらっしゃった。

しみじみ思います。

千秋楽が観たかった。

そして、荒唐無稽の考えと百も承知で言うのですが

このまま、ずっと「ラ•マンチャ」の灯を点し続けるために

松たか子さんがドン•キホーテを演じてくれないかなとも

思ってしまいました。

昨年、コロナで休演を余儀なくされた「ミス•サイゴン」が

今年再演されます。

「ラ•マンチャ」が再演される日を信じて待ちたいと思います。


松本白鸚 「ラ•マンチャの男」パート1

2022-02-25 09:31:14 | 日記

本当なら、このブログ 来週月曜日に、千秋楽を観に行ってから書くつもりでした。

それがまさかの公演中止。

昨日、勧進元の東宝からメールが来た時はショックでした。

6日に蓋を開けたこのミュージカル 翌々日にはコロナで休演。

13日に再開したと思ったら、17日に再び休演。

とうとう再開することはありませんでした。

東宝のHPには、白鸚丈の「残念の極み」というコメントが載っていましたが

私も、同じ気持ちです。

白鸚丈は、初日の幕が開いたのは奇跡的だったとも仰っておられます。

となると、行われた7回の公演のうち、2度観ることが出来、しかも1度は最前列で観

ることが出来たというのも、奇跡だったのでしょう。

私が観たのは、初日と14日夜の部

初日に観たときは、冒頭白鸚丈演じるセルバンテスが

舞台中央に設えた階段を降りてくるとき、手すりをつたって降りてきたのに驚きまし

た。

セリフ回しにも、やや流麗さに欠けるところがあった。

ただ、歌は朗々と歌っていらっしゃいました。

この後、どうなるんだろうと、14日に観に行ったのですが

その話しは、また明日!


「ザ•ユナイテッド•ステーツVSビリー•ホリデー」

2022-02-24 09:23:47 | 日記

新宿ピカデリーで上映中の

「ザ•ユナイテッド•ステーツVSビリー•ホリデー」です。

1940年代、人種差別撤廃を求めて立ち上がった人々。

彼らは、ビリー•ホリデーの歌う「奇妙な果実」に熱狂していた。

政府からの命を受けた連邦麻薬局のアンスリンガー長官は、

彼女が歌うのを禁じようとするが、ホリデーは、命令に従わない。

彼女をなんとかしなければならない。

連邦麻薬局は、あの手この手を仕掛けて、彼女を追い詰めていく。

というお話。

以前、ビリー•ホリデーの人生を描いた「レディ•デイ」というミュージカルを

観たことがあったのですが、なるほど、彼女の人生には、こうした壮絶な国との

闘いがあったのですね。

初めて知りました。

ビリー•ホリデーを演じたアンドラ•デイという方

有名なシンガーだそうで

「奇妙な果実」に代表されるビリー•ホリデーの楽曲を

見事に歌いこなしてくれました。