プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

残念!エフフォーリア! 「ダービー」

2021-05-31 09:06:35 | 日記
昨日は「ダービー」
昨年に続き、無敗のダービー馬誕生なるか。
テレビの前で、今や遅しと、レースのスタート待ってました。
緊急事態宣言中。観客は限られている。
でも、やはり、なんかウキウキ感はありました。

1枠1番 単勝1倍台のエフフォーリア。
鞍上は横山武。
私も、素直に本命は、この馬にしました。
皐月賞強かったですからね。

レーススタート。
エフフォーリアは好位置。
直線抜け出そうとする。
先頭へ!
勝ったと思ったら、エフフォーリアを徹底マークしていた
シャフリヤールが迫ってくる。
猛烈な叩き合い!
ゴール前、クビの上げ下げ。
何度かビデオが流されると、
どうやら、シャフリヤールが差している。
ウーン 残念!

福永騎手 ダービー連覇!
というより、ここ4年で3度目の制覇!
まさに「令和のダービージョッキー」

素人の私には、よく分かりませんが、
横山騎手もミスはなかったように思います。
全馬に気を配らなければいけなかった横山騎手と
エフフォーリアだけをマークした福永騎手の違い
と言ったところでしょうか。

勝負の世界は厳しい。
横山騎手 来年は頑張れ!

中村勘九郎「夏祭浪花鑑」

2021-05-30 09:40:38 | 日記
シアターコクーンで、今日千秋楽を迎える「夏祭浪花鑑」です。
今は亡き中村勘三郎さんと串田和美さんがタッグを組んでスタートした
コクーン歌舞伎。
今回が、第17弾。
演出は、今回も串田和美。
勘三郎さん亡き後、主役を務めるのは、勘九郎•七之助の兄弟です。

気の短いのが玉に瑕の団七九郎兵衛(勘九郎)
とある喧嘩が原因で牢に入れられてしまう。
それを救ってくれたのが、玉島兵太夫という人。
女房お梶(七之助) 息子市松(長三郎)と再会を喜び合う。

義侠心に厚い九郎兵衛。
兵太夫の息子と恋人の仲が、悪人どもの経略で引き裂かれそうになったのを知ると
兵太夫ゆかりの徳兵衛•お辰夫婦(松也2役) 釣り船の三婦(亀蔵)らと救おうとする。
が、義父の義兵次(笹野高史)だけは、誘いに乗らない。
ばかりか、九郎兵衛に悪口雑言を浴びせる。
堪忍袋の緒が切れた九郎兵衛は•••

2時間15分 ノンストップでスピード感あふれるお芝居でした。
さらに、殺陣の場面などでは、歌舞伎の様式美も見せてくれた。
飽きさせない公演でした。




都立大学で「柳家小三治 初夏の会」

2021-05-29 08:59:08 | 日記
昨日は、暖かい一日。
私、都立大学の目黒パーシモンホールで
「柳家小三治 初夏の会」楽しみました。

施設内の別会場では、ワクチン接種が行われていました。
早く我々のところにも、その日が来て欲しいものです。

では、例によって演目と演者
唐茄子屋 三之助
粗忽長屋 小三治
中入り
猫の皿  小三治

開口一番は 三之助師
基本通りの1席。

続いて国宝登場。
この会場で、師匠の会何度か拝見していますが
毎回のようにマクラで話すのが
この辺りが、師匠の学校の学区だったという話。
青春時代の思い出が詰まっているようです。

マクラ短めで
「粗忽長屋」
やはり、口慣れた落語ということでしょう。
マメでそそっかしい男と不精でそそっかしい男の対比は
いつ聴いても面白い。

中入り

「猫の皿」
「なんでも鑑定団」に出演したマクラから本題へ。
「絵高麗の梅鉢」欲しさに、猫を可愛がる道具屋が可笑しい。
「猫の泥が大好き」というのは、今まであまり聴いた記憶がないセリフでした。




平方元基&ウエンツ瑛士&笹本玲奈「メリリー•ウィー•ロール•アロング」

2021-05-28 09:56:35 | 日記
新国立劇場中劇場で上演中の「メリリー•ウィー•ロール•アロング〜あの頃の僕たち〜」です。
長いタイトルですが、直訳すると「楽しく一緒に前に進もう」という意味だそうです。
1950年代を舞台に、3人の男女の友情を描いた作品。

ハリウッドで映画プロデューサーとして大成功したフランクを平方元基
ピューリッツァー賞を受賞した脚本家チャーリーをウエンツ瑛士
かつてのベストセラー作家メアリーを笹本玲奈が演じます。
さらに、フランクの妻ガッシーに朝夏まなと
ガッシーの前の夫•大物プロデューサーのジョーに今井清隆
フランクの最初の妻ベスに昆夏美
です。

舞台は、40歳になったフランクの映画のヒット記念のパーティーの場面から始まります。
出席者のなかに、暴言ばかり吐くアル中の中年女性な姿が。
3人のなかで、最も早く世に出たメアリーです。
さらには、ガッシーがフランクに離婚を告げる。
晴れやかなパーティーに似つかわしくない出来事。

どうして、こうなってしまったのか。
嘆くフランク。

舞台は、過去へと遡っていきます。
20歳から40歳まで、3人の物語は続きます。
平方 ウエンツ 笹本
3人の役者さん なかなか息があって良かったと思います。

音楽はソンドハイム。
「オールド•フレンド」「アワタイム」など素敵な曲がいっぱいありました。

城田優&高木雄也「ブロードウェイと銃弾」

2021-05-27 09:18:47 | 日記
日生劇場で上演中の「ブロードウェイと銃弾」です。
W•アレンの映画をミュージカル化した作品。
初演は2018年。今回が再演。
初演メンバーの多くが、今回も参加しています。

舞台は1920年代 禁酒法時代のニューヨーク。
売れない劇作家のデビッド(高木)
恋人のエレン(愛加あゆ)にも、愛想を尽かされそう。
そんなデビッドにビッグチャンス。
ブロードウェイデビューの機会がやってきた。
が、プロデューサーが見つけてきた出資者は
ギャングの親玉•ニック(橋本さとし)
彼が出した条件は、愛人のオリーブ(平野綾)を主役にすること。
が、このオリーブ キンキン声で、セリフも満足に言えない。
そのくせ、自分では一人前だと思っている。
そのほかのメンバーは、かつての大女優ヘレン(瀬名じゅん)
過食症のワーナー(鈴木壮麻) 変わり者のイーデン(保坂知寿)
実は、デビッドの脚本は、箸にも棒にもかからないもの。
が、当人は、自信満々。
稽古は、なかなか捗らないが、ここで意外な人物が活躍する。
ニックの手下のチーチ(城田)
オリーブのお目付役として、ニックが送り込んだのだが
彼がアドバイスすると、台本は輝きを増す。
さあ、成功は目前だが•••
というお話。

初演に続いてチーチを演じた城田優。
一幕ラスト近く、ビッグナンバーで見事なタップを披露し大拍手!
今回から参加の高木雄也。
正直、歌は初演の浦井健治には及ばないが
周りに翻弄されるデビッドを上手く演じていました。
続投組の平野綾 キンキン声のアニメ声といえば、この人にとどめを指す。
今回も、大活躍!
一風変わった役者を演じる元四季の保坂知寿 鈴木壮麻も続投組で
きっちり脇を固め、初参加の瀬名じゅんは、なかなかの色っぽさ。
続投組の愛加は、カレンなエレンにぴったり。

楽しめるミュージカルでした。