プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

三浦大輔&岡田将生「物語なき、この世界」

2021-07-31 10:04:27 | 日記
シアターコクーンで上演中の「物語なき、この世界」です。
猥雑な世界を描くと定評のある三浦大輔の作品。

舞台は、歌舞伎町 ゴジラロード。
売れない役者の菅原(岡田)と売れないミュージシャンの今井(峯田和伸)が
オッパイパブで出会います。
実は、この2人、高校時代の同級生。
当時は接点がなかったのですが、流れで飲みに行くことに。
が、話は弾まない。
2人は別れますが、またしても風俗店で会ってしまう。
さらに、行く先々で出会う中年男(星田英利)が絡んでくる。
思わず、男を突き飛ばしてしまった2人。
男は血を流して倒れてしまう。
怖くなって逃げ出す2人。
菅原は恋人(内田理央)を今井は後輩(柄本時生)を呼び出す。
雨の歌舞伎町を歩き回る4人。
通りがかったスナックのママ(寺島しのぶ)の店へ。
と、そこに現れたのが件の中年男。
歌舞伎町の夜は更けていく。
というお話。

出演者全員が、物語の主人公にはなれないというのがタイトルの意味。
三浦大輔らしい猥雑感たっぷりの作品で、楽しめました。

和牛、文珍、新喜劇「東京グランド花月」

2021-07-30 11:17:13 | 日記
月曜日のお話です。
帝国劇場で「レ•ミゼラブル」の千秋楽を楽しんだ後は
日本青年館ホールに場所を移して「東京グランド花月」楽しみました。
平日の夜、近くではオリンピックやってましたが
日本青年館は、寂しい入りでした。

前半は、ネタ。
マヂカルラブリー
和牛
ゆりやんレトリィバァ
南海キャンディーズ
NON STYLE
テンダラー
桂 文珍
の出演

「洋服屋さんの店員が苦手」と、水田が言う和牛のネタ。
しずちゃんがコロナの疑いで出演不能になり
ひとりキャンディーズ山ちゃんの「紅白裏話」
NON STYLEの「新婚」ネタ
などが面白かった。
また、ワクチン2回摂取した文珍師によると
「年取ると、2回とも副作用なかった」という。
まもなく2度目の摂取を受ける高齢者の私には
心強いお話^_^

休憩後は、新喜劇。
川畑座長以下、浅香あき恵 島田珠代 安尾信之助らの出演。
しかし、久しぶりに観た新喜劇ですが、変わりませんね^_^
テーマソングに乗って登場した座長が、パッと大きく口を開け
安尾が「○○ですか?」と訊く
珠代が壁にぶつかり、浅香にブサイクいじり
それでも、客席大爆笑!

私も、2時間ちょい コテコテのお笑い 楽しませて頂きました。


七月大歌舞伎 中車 「あんまと泥棒」猿之助 「蜘蛛の絲宿直噺」

2021-07-29 10:27:39 | 日記
今日千秋楽を迎える「七月大歌舞伎」です。
久しぶりに3階席へ行きましたが、残念ながら名物「めでたい焼き」は、
まだ再開していませんでした。

私が観たのは第一部。
中車と松緑の「あんまと泥棒」
猿之助が6役の早替わりを見せる「蜘蛛の精宿噺」です。

「あんまと泥棒」
因業なあんま秀の市の家に、人の良い泥棒の権太郎が盗みに入る。
だが、口の上手い秀の市に、うまく丸め込まれて•••
というお話。
村上元三の作品。
舞台は、秀の市が、揉み療治を終えて家路に着くところから始まる。
暗い夜道、野良犬に付き纏われる秀の市。
追い払った後で
「しまった!向う脛でも噛み付かさせておけば、幾らかになったのに•••」
こんな男だから、権太郎ごときの脅しには、びくともしない。
とうとう、秀の市のウソの身の上話に同情して
有り金全部渡してしまう。
秀の市演じた中車さん さすがの上手さです。

「蜘蛛の絲宿直噺」
女郎蜘蛛の精を演じる猿之助。
45分ほどの上演時間で6役の早替わり。
女童 番新 太鼓持ちなどなど。
そして千筋の蜘蛛の絲で、相手を幻惑する。
セリフに
「疫病が•••」など、現在を彷彿とさせるものがいくつか。
コロナバージョンとも言うべき狂言でした。

宝塚星組 「愛月ひかる&有紗瞳 マノン」

2021-07-28 09:32:01 | 日記
もう一日ミュージカルのお話です。
KAAT 神奈川芸術劇場で、今日千秋楽を迎える「マノン」
宝塚星組の作品。
マノンという魔性の女に身を滅ぼされるロドリゴという男の物語。
タイトルロール•マノンを演じるのは、有紗瞳。
ロドリゴを演じるのは、愛月ひかるです。
先日、宝塚劇場の「ロミオとジュリエット」で乳母を演じ
綺麗なソプラノで、観客を魅了した有紗瞳を楽しみに行ってきました。

舞台は、スペイン。
原作マノン•レスコーの舞台はフランスですが
情熱的な恋の物語ということで、スペインに移したそう。
奏でられるメロディもスパニッシュ調のものが多い。

まずは、ロドリゴとマノンの運命的な出会い。
一目で恋に落ちた2人は、マドリードへ逃避行。
質素でも幸せな暮らしをしたいというロドリゴの願いは
周囲の人々によって崩されてしまう。
もう一つ ロドリゴを悩ませるのは、マノンの奔放な性格。
「あなたのため」
と言いながら、お金持ちの貴族に身を委ねるマノン。
さらに、その後押しをするマノンの兄•レスコー。

さあ、ロドリゴは•••

というお話。

愛月さんのロドリゴ なかなか素敵。
男としては、理解が難しい部分もありますが•••

有紗さん 乳母役とは違い、女性の魅力満載。
なるほど、男たちが狂うのも無理はない。
こちらは、よく理解できました^_^
また、相変わらずの綺麗な高音で「マドリードへ」などのナンバー
聴かせてくれました。

帝劇で「レ•ミゼラブル」千秋楽楽しみました!

2021-07-27 09:21:35 | 日記
昨日は、帝国劇場で「レ•ミゼラブル」千秋楽楽しみました。
日本初演が1987年。
当時から人気公演でしたが、それでもまだ、チケットは取れました。
が、最近では、人気も過熱気味で、ホントにチケットの取れにくい公演に 
なっています。
それが、今回偶々、千秋楽のチケットが取れた。
喜び勇んで劇場へ向かいました。

千秋楽のキャストは、
バルジャン 吉原光夫
ジャベール 伊礼彼方
ファンテーヌ 濱田めぐみ
エポニーヌ 屋比久知奈
マリウス 三浦宏規
コゼット 加藤梨里香
テナルディエ 橋本じゅん
テナルディエ夫人 樹里咲穂
アンジョルラス 相葉裕樹
でした。

皆さん、歌唱力抜群。
この傑作ミュージカル プリンシパルメンバー全員に、素晴らしいナンバーがあるのですが
皆さん、客席に響きわたる熱唱を聴かせてくれました。
ただ、反面、個性に乏しくなった部分もある。

私、今回、この公演 3度観ています。
ダブル トリプルキャストですが
印象に残るのは、圧巻の歌唱力の濱田ファンテーヌ
伸びやかな高音が魅力的だった熊谷コゼット
コメディリリーフぶりがお見事だった駒田•森テナルディエ夫妻
でした。
バルジャン ジャベールは、皆さんお上手でしたが
かつての鹿賀 山口 今井 岡らの存在感には及ばない気がします。

今回も、ソールドアウトだったレ•ミゼラブル。
次回公演は、いつかしら?