町田での志の輔独演会。もう14年続いているという事ですが、私、初めて行きました。思っていたより、近かった。さて、演目は「やかん」「高瀬舟」「お菊の皿」の3席。久々に聞く噺ばかりで楽しめました。特に中入り前に演じた「高瀬舟」森鴎外の作品。おそらく学生の頃、読んだきりでしょう。志の輔師の口演で聞くのは、2度目。大正時代の作品ですが「安楽死」がテーマになっていたり、現代でも十分に通用する話です。師によると、小説とは、一ヶ所だけ大きな違いがあるとの事。どこが違うのか、調べたくなりました。トリネタは「お菊の皿」これは大爆笑もの!
シアタークリエの「貴婦人の訪問」観てきました。戯曲は60年前に発表されたものですが、古さは感じませんでした。ただ、物語自体は、イマイチ。かつて故郷を石もて追われた女性が、大富豪となって戻ってくる。故郷は、今や財政破綻寸前で、彼女の寄付をあてにして、なんとか持ち直そうとしている。さて、大富豪が寄付のために出した条件は、かつて自分を裏切った恋人の死。こういうストーリーですが、恋人が裏切った理由というのが、どうにもひどく、女性が怒るのも当たり前。そう思うと、ラストも合点がいかない。音楽も、合格点ですが、特に突出したものはない。ただ、出演者は素晴らしかった。山口祐一郎 涼風真世 今井清隆 春野寿美礼ら、いずれも主役を張っておかしくないメンバーが、その実力を遺憾なく発揮して、戯曲の弱さをカバーしていました。
昨日の夕方 NHKに10月に「ラ・マンチャの男」の帝劇公演が迫った幸四郎丈が、出演していました。あと、1カ月と少しかと、何気に東宝のサイトを見ていましたら、なんと「エリザベート」再演決定!の文字が飛び込んできました。私、恐らく再来年だろうと思っていましたので、これはうれしい誤算です。今回のエリザベート 花總版2回観ましたが、特に2度目の「私だけに」は、鳥肌がたつすさまじさでした。う~ん あの歌声をまた聞けると思うと、楽しみです。来年の帝劇は1カ月公演 ますます、チケット争奪戦は、激しさを増すでしょうが、なんとかクリアしなければ、と決意を新たにしております。
今日も有楽町付近をブラブラ で、昨日の「はまの屋」に続き、今日は「今半」に行ってきました。なんでも「今半祭り」とかで、すき焼き弁当が1080円。普段を考えると、かなりお得です。11時前に店の前に着くと、すでに10人以上の人が・・・そして、あっという間に、私の後ろにも10人以上の人が・・・。それでも、お店の手際よさで、すぐに食べることができました。さすが、老舗の手際よさです。味も満足、普段は1545円ということですが、これなら、懐の暖かいときに、また来ようと思います。
今日は、お昼時、有楽町をウロウロ。で、久々に「はまの屋」で玉子サンド食べてきました。もう随分通っていますが、あの玉子のフワフワ感は、いつ食べてもたまりません!お店の人に「ほかのものと半分にしてもいいんですよ」と、いつも言われるんですが、私、玉子サンド一筋で浮気はしません(^o^) 紅茶を飲んで、お値段830円 お手頃です。