プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

海宝直人&愛希れいか 「イリューニジスト」パート2

2021-01-31 09:24:43 | 日記
またまた、昨日の続き
「イリューニジスト」のお話です。

度重なるアクシデントで、結局コンサートバージョンで上演される
ことになった、この作品。
まずは、ウール警部役の栗原英雄のソロで始まります。
物語は、19世紀末のウイーン。
イリュージョニストとして、興行主のジーガ(濱田めぐみ)
と共に世界中を巡業するアイゼンハイム(海宝直人)
ウイーンで、幼なじみのソフィ(愛希れいか)と再会する。
互いに好意を抱きあっていた昔。
が、今では、ソフィは、オーストリア皇太子•レオポルド(成河)の
婚約者となっている。
皇太子の言動についていけなくなったソフィは、アイゼンハイムと密会する。
それを知った皇太子は激怒。
やがて、ソフィの死体が浮かぶ。
犯人は誰か。
ウール警部の捜査が始まります。
というお話。

上演中に何度かリプライズされる 興行主•ジーガが歌う「嘘の世界で」
を始め、良い曲が揃っている。
また、主要キャストだけでなく、アンサンブルも良かった。
彼らの歌で、物語が動いてい部分もある。
アンサンブルのみなさんも、頑張ってました。

この公演に携わった全ての方、そして客席から応援した観客。
皆の共通の願いは、この、ミュージカルのフルバージョンが観てみたいという事でしょう。

海宝直人&愛希れいか 「イリューニジスト」パート1

2021-01-30 09:21:59 | 日記
昨夜は、日生劇場で「イリューニジスト」千秋楽を観てきました。
元々は三浦春馬さんと愛希れいかさんの主演で、
世界初演と華々しく発表された作品。
が、ご存知のような悲劇が起こり、上演自体が難しくなってしまいましたが
三浦さんが演じる予定の役を、別役で出演予定だった海宝直人さんが演じ
新たに成河さんが参加。
元からの出演メンバーだった栗原英雄さん 濱田めぐみさんと合わせて
5人の主要メンバーでの上演がアナウンスされた。

が、ここでまたアクシデント。
出演者 スタッフからコロナ感染者が出て、稽古が中断。
おまけに、演出のトム•サザーランドさんを始め、作詞•作曲も外国の方。
当然、来日はままならず、稽古はリモート。
と、様々なアクシデントを乗り越えて、ようやく上演にこぎつけたものの
半月の上演予定も、わずか3日間に短縮。
もう一つ言うと、このミュージカル かのGO TOイベントの対象公演なんですよね。

さ、いよいよ千秋楽の幕が開くのですが、
内容については、また明日書きます^_^

石丸幹二&堀内敬子 「パレード」パート2

2021-01-29 09:37:47 | 日記
昨日の続きです。

夫の無罪を信じるルシールは奔走します。
その努力は身を結び、刑は一等減じられ、絞首刑から終身刑に。
夫婦に、束の間の安らぎが戻ります。
そして、レオの態度にも変化が•••
冤罪に陥る前は、尊大な男だったのが、妻にも感謝の念を表すようになり
それによって夫婦の絆も深まります。

が、再び、レオに悲劇が起こり、舞台は幕となります。

タイトル通り、パレードの場面で始まり パレードの場面で終わるミュージカル。
舞台に設えた大きな木の下で歌い踊る人々。
彼らの周りに舞う紙吹雪。
が、その持つ意味は、始まりと終わりでは、大きな違いがあります。

レオとルシールが歌う「まだ終わりじゃない」を筆頭に
楽曲も粒揃い。
また、歌うメンバーも
今井清隆 石川禅 福井貴一 宮川治 安崎求 武田真治 未来優希などなど
ミュージカルファンならば、その歌声を聴いたことのある人たちばかり。

重い作品でしたが、記憶に残るミュージカルでした。

石丸幹二&堀内敬子 「パレード」パート1

2021-01-28 09:53:24 | 日記
東京芸術劇場 プレイハウスで上演中の「パレード」です。
2週間ほど前の、このブログで、開演時間も変えないし、キャンセルも認めてくれない公演がある
と書いたのは、このミュージカルのこと。
18時半開演で、21時10分に終演。
コロナ対策で、最近の公演は、規制退場を行うところが多い。
私も、普段は素直に従うのですが、この公演ばかりは、
カーテンコール終了と同時に、そそくさと会場後にしました。
ホリプロ主催のミュージカル。
大手の企業なのですから、もう少し柔軟に対応をしていただきたいものです。

作品自体は、素晴らしかった。
2017年初演のミュージカル。
石丸幹二 堀内敬子の元四季コンビが演じる主人公夫妻を筆頭に
主要メンバーは変わりません。
演出は森新太郎。

1913年に実際に起きた事件をベースにした作品。
内容は•••

南北戦争が終わって半世紀経っても、ジョージア州アトランタでは
当時の事は語り継がれている。
南軍戦没者追悼記念日には、パレードが挙行され、多くの人々が
その日を待ちわびている。
工場に勤めるメアリーも、友人のフランキーに誘われるが
「お給料を貰ってから」
と、工場へ向かい、工場長のレオからお金を貰う。
が、生きている彼女が見られたのは、それが最後。
強姦殺人事件の被害者として、変わり果てた姿で発見される。
早く犯人を!という州知事の要請に、
警察が捕まえたのは、工場長のレオ。
嘘で固められた証言で、絞首刑が決定してしまったレオ。
彼の無実を信じるのは、妻のルシールだけだった。

レオを石丸幹二 ルシールを堀内敬子が演じています。

この話、明日に続きます。

「ヒッチャー」パート2 

2021-01-27 09:49:00 | 日記
昨日の続きです。

ジョンを車から放り出す事に成功したジム。
が、ジョンは、後から来た車に乗って、ジムを追いかけます。
そして、ヒッチハイクした車に乗っていた人たちは
ナイフで惨殺。
ドライブインに逃げ込んだジム。
そこにいたのは、ナッシュという美少女。
お、いよいよ2人でヒッチャーを撃退するのかと思ったら
ジムは、すぐに出て行ってしまう。
前回書いた ジョンを簡単に車から放り出すことに成功した場面と合わせて
2度目の肩透かし。
私の読みは、悉く外れてしまいます^_^
その後、ジムは、ヒッチハイカーと勘違いされ
警察に留置されたりするのですが
どこからともなく現れたジョンが、警官を皆殺しにしたりする。
簡単に、ジムを殺せそうなのに、何故か手にかけない。
いたぶり続けるジョン。
長距離バスに逃げ込んだジム。
ここでナッシュと再会。
物語はクライマックスを迎えるわけですが
またも、私、予想を裏切られます^_^

一筋縄ではいかない映画。
面白かったです。