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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

ついに父子2代の大河ストーリーに 「クリードII 炎の宿敵」

2019-01-31 11:03:29 | 日記
丸の内ピカデリーで上映中の「クリードII」です。
ご存知 「ロッキー」シリーズのスピンオフ企画。
前回で、宿敵アポロの息子アドニス(マイケル・B・ジョーダン)のセコンドについたロッキー。
今回は、かつてアポロの命を奪ったイワン•ドラゴ(ドルフ•ラングレン)の息子ヴィクターと戦うアドニスのセコンドとして、再び闘いの場に登場します。
ついに父子2代の大河ストーリーとなったロッキーシリーズ。
すごいの一言。

世界チャンピオンになったアドニス。
彼に挑戦状を叩きつけてきたのは、イワンの息子ヴィクター。
度重なる挑発に、挑戦を受ける決意を固めたアドニス。
が、ロッキーは 反対して、セコンドにもつかない。
そこには、人生観の違いがあった。
国の英雄だったイワンは、ロッキーに破れた後、妻(ブリジット•ニールセン)に去られ、国を追われ、全てを失っていたのだ。
アドニスは、チャンピオンになった後、恋人のビアンカと結婚し、子供も生まれ、幸せの絶頂にいた。

敗戦。重症を負ったアドニス。
が、イワンのパンチが反則だったので、タイトルは失わずに済んだ。
再戦。
「闘う理由」を見いだしたアドニス。再び、ロッキーとの二人三脚でタイトルマッチに挑む。
そして•••

結果は、もちろん分かりますよね。
この他にも、アポロのトレーナーだった男の息子が、アドニスのセコンドにつくなど、ロッキー・シリーズ所縁の登場人物が、次々と登場し、ラストは、長年会わなかった息子をロッキーが訪ねるという大団円を迎える今回の作品。
第1作から 全て観てきたファンとしては、嬉しかった。

三浦春馬&大島優子 「罪と罰」

2019-01-30 11:16:03 | 日記
シアターコクーンで上演中の「罪と罰」です。
主人公•ラスコリニコフを演じるのが、三浦春馬。
娼婦のソーニャは、留学から帰国した大島優子。
その義理の母に麻実れい。
ラスコリニコフの母と妹に、立石凉子と南沢奈央。
ラスコリニコフを追い詰める捜査官•ポルフィーリに勝村政信。
謎の男に山路和弘が出演しています。

1幕 1時間40分
休憩 20分
2幕 1時間40分
という長丁場の舞台。
1日2回公演の日もあるわけですから、役者さんも大変。
詳しい事情は分かりませんが、1日 役者さんの体調不良で休演になった日もあったよう。
インフルエンザでしょうか。

舞台上は、階段状の美術が設えてあり、家具などが散らばり、雑然とした様子。
冒頭から、その舞台を 所狭しと、アンサンブルや楽隊のメンバーたちが走り回っていくのは、なかなか壮観です。
ラスコリニコフは、その群衆たちの目の前で、金貸しの老婆を殺してしまいます。
しかし、彼には 自分が「優れた人間」で 特権を持っているという自意識があります。
エリート意識たっぷりの彼を追い詰めるのは、ポルフィーリ。
犯人を仕立て上げるなど、あの手この手で揺さぶりをかける。
が、ラスコリニコフが、自白しに 警察署に向かった時、彼は もうそこにはいない。
そして•••

長丁場の舞台を ほとんど出突っ張りで演じた感のある三浦春馬
そのラスコリニコフを 暖かく見つめたソーニャ役の大島優子
ラストの彼女 魅力的でした。
そして、ラスコリニコフを追い込んだポルフィーリ役の勝村政信。
なかなかの迫力。

見所ある舞台でしたが、やはり 3時間30分超えは、私には、チトしんどかった。






「素人鰻」「千早振る」「宿屋の富」 「瀧川鯉昇独演会」

2019-01-29 10:54:15 | 日記
先週金曜日のお話です。
関内ホールで「瀧川鯉昇独演会」楽しんできました。

高座で師も仰ってましたが、こういう落語会 ほとんど「落語協会」のメンバーが出演しています。
師の属する「芸術協会」では、先年お亡くなりになった歌丸師匠を別格とすれば、パッと頭に浮かぶのは 「笑点」で活躍する 昇太師 小遊三師ぐらいでしょうか。
60歳中盤を迎えたという鯉昇師匠 ますます頑張ってもらいたいところです。

19時開演。東京の会社から向かう私にとっては、この時間でもギリ。
着いて トイレで用を足したら 前座さんが 高座に上がってました。
昇太師の弟子で 昇咲さん。演目は「寿限無」久しぶりに聞いた落語ですが、前座らしくて良いですね。
続いて鯉昇師。
「素人鰻」近頃流行っているインフルエンザのマクラが面白い。
続いて 「千早振る」師独特のモンゴル人力士 竜田川が主人公の落語。
南千住のロシアンバーで チハヤビッチ(だったかな?)というナンバー1嬢に振られるというのが、実にバカバカしい。
休憩。
3席目は「宿屋の富」
私の大好きな 「芸術協会好きの前川さん」というオバさんのマクラ。
これまた、何度聞いても笑える。
そして、富士の山と琵琶湖が庭にあるという法螺を吹く客。
このバカバカしさは、鯉昇師匠ならではです。

玉鷲関おめでとう!「大相撲初場所千秋楽」

2019-01-28 10:09:25 | 日記
大相撲初場所千秋楽。
優勝決定戦を期待していたんですが、玉鷲が本割りで 演目に勝って優勝決定。
良い相撲でした。
玉鷲関 おめでとうというところです。
しかし、次男も 同じ日に誕生とは、関取 持ってますね。

一方、惜しくも優勝逸した貴景勝。
大関という大魚も逃してしまいましたが、この2場所の充実ぶり見ていたら、
ごく近い将来 昇進できるのでは、ないでしょうか。

そして、不甲斐なかった上位陣。
最後の砦だった白鵬まで休場。
時代の渦に飲み込まれてしまうのでは、という感もありますが、
千秋楽 大関の意地を見せた豪栄道。
2020年までの現役という目標を掲げる白鵬。
最後のひと踏ん張りを期待したいと思います。

栃ノ心が昨年初場所優勝してから、御嶽海 貴景勝 玉鷲と4人の力士が初優勝を果たして、
角界は、まさに戦国時代。
まだまだ 新しいヒーローが登場してくると思います。
3横綱 3大関でスタートした 今年の大相撲。
納めの九州場所では、どんな番付になっているのか
楽しみです。


生田絵梨花 可憐!「ナターシャ•ピエール」

2019-01-27 11:07:26 | 日記
井上芳雄 生田絵梨花らが出演するミュージカル
「ナターシャ•ピエール•アンド•ザ•グレート•コメット•オブ•1812」です。
東京芸術劇場での公演。
タイトルが長い割りに、どういう意味か分かりにくいのですが、トルストイの「戦争と平和」の一部分をミュージカル化した作品です。

劇場に入ると、ロシア風ナンバーが流れていて、ムード盛り上げます。
また、このミュージカル 観客参加型ミュージカルなので、舞台にも客席が設えてある。
私は2階席で観ていましたが、出演者が こちらまで上がってきます。
主役は、貴族のピエールと伯爵令嬢のナターシャ。さらに、彼女の婚約者アンドレイを武田真治 ピエールの妻エレンを霧矢大夢 エレンの兄アナトール アンドレイからナターシャを奪う役どころですが、この男を水田航生。色々なミュージカルで活躍しているメンバーが出演しています。

全編 歌で綴られるミュージカル。正直 テンポの早い曲の時は、歌詞が聞き取りにくいメンバーもいます。そんななか、井上芳雄は さすが。きっちり聴かせてくれる。「ミュージカル界のプリンス」も不惑を迎えるということで、今回の役も、オーラ消して 愛のない結婚をして妻に浮気される 冴えない中年貴族を演じています。

このミュージカル、私の目を惹いたのは、ナターシャ役の生田絵梨花。今迄も、「レ•ミズ」のコゼット 「モーツァルト」のコンスタンツェ役などを観ていますが、さして印象には残ってない。が、今回 特にカーテンコールで純白のドレス姿で登場するところは、まさに「可憐」という言葉がぴったり。素敵でした。
音楽的には、高音部はキレイですが、低音部はイマイチ。また、腕が長すぎるのか、ポージングが これまたイマイチ決まらないなど、これからの課題もありますが、あの存在感はすごい。さすがアイドルです。

全体として、特に印象に残るショーストッパーがないなどの難点もありますが、観客参加型ミュージカルとして、客席は盛り上がっていたので、良しとしましょう。