プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

メチャ可愛い 吉高由里子×笑福亭鶴瓶 「スジナシ」

2019-02-28 11:16:29 | 日記
昨夜は、赤坂BLITZシアターで「スジナシ」観てきました。
鶴瓶さんとゲストが、即興でお話しを創りあげるという企画。
昨夜のゲストは、吉高由里子さん。
彼女も、もう三十路ということで、ちょっと驚きました。

設定は漁港。
舞台には、吉高さん一人。
誰かを待っている感じ。
そこへ 釣り竿持って登場したのが鶴瓶さん。
「みねこ?」
後で分かるんですが、これは吉高さんのおばあさんの名前。
「違うよ」
否定します。

ここで 吉高さん 衝撃的な一言。
「これは あなたの夢の中の出来事なの!
私は 17年前に 事故に遭って 寝たきりだから
他人の夢の中に入ることが出来るようになったの!」

動揺隠しきれない鶴瓶さん。
「ちょっと一人言 言わせて」
と言って 我々観客に向かって
「な、今日のゲスト ヤバいって言ったやろ」

しかし、そこは 百戦錬磨の鶴瓶さん。
吉高さんが 散らかしまくった展開を
見事にまとめていく。
が、終盤 痛恨のミステイク^_^
で、この場面 どう収めるのかと思っていたんですが•••

この公演 観客のなかから、効果音流す係を選びます。
で、この緊迫した場面で、志願した13才の少年の流した効果音が、

「石焼きイモ〜」

緊迫した空気が、一瞬で和んだ
ナイスアシスト!

が、吉高さんの追及は止まらない。
「おじさんの名前は?」
一瞬固まった鶴瓶さん
なんと 答えたのは、本名^_^
さらに畳み掛ける吉高さん
「名字は?」
ここで答えたのは、この公演のディレクターのものだとか。

鶴瓶さんを追い込みまくった吉高さん お見事!







シャーロット•ランブリング 「ともしび」

2019-02-27 10:39:32 | 日記
シネスイッチ銀座で上映中の「ともしび」です。
70過ぎた大女優 シャーロット•ランブリングが主演。
この映画 原題を「アンナ」と言います。
主人公の名前。
タイトル通り、アンナの日常を追った映画。
シャーロットの演技に見惚れているうちに、
90分余の上映時間が、あっと言う間に過ぎてしまいます。

舞台はベルギー。アンナは、夫と2人で静かな生活を送っています。
質素な夕食。会話もない老夫婦ですが、ま、そんなもんでしょう。
このまま 最期の時を迎えることができたら、幸せな一生と言えたのでしょうが、
ある日 夫が逮捕されてしまう。
アンナの日常が狂い始めます。

親子断絶
飼っていた愛犬との別れ
通っていたスイミングクラブからの拒絶
長年親しんできた演劇サークルでも上手く出来なくなってしまう。
•••

これでもか これでもかと言わんばかりに、
不幸の連鎖がアンナを襲います。
ある日 駅のトイレで、感情が壊れてしまったかのように、泣き伏すアンナ。
この場面は、圧巻でした。

5時間ロング興行!さだまさし 志の輔 談春 「らくごカフェ10周年記念公演」

2019-02-26 10:29:59 | 日記
昨日は、会社を午後から休み、武道館へ行ってきました。
「平成最後の武道館落語公演」と銘打たれた公演。
神保町のある「らくごカフェ」の10周年記念公演。
武道館 満員のお客さんでした。

16時開演。
全部で3部構成。
まずは、「らくごカフェに火曜会」のメンバーの隠し芸。
このなかでは、唯一の女性メンバー(敢えて紅一点とは書きません^_^)
柳亭こみちが 小林幸子風衣装で さだまさしの歌を熱唱したのが受けた。
締めは、春風亭一之輔の 「堀之内」
22年前 小朝の武道館公演を 客として観ていた一之輔が 1席。
ドラマですな。

20分休憩
男性トイレも満員。

さだまさしコンサート。
50分の持ち時間 歌ったのは、「案山子」「秋桜」など5曲^_^
あとは、トーク。これがまた 抜群に面白い。
親友の披露宴で 歌った話は笑った。

15分休憩。

立川談春 主催者からのリクエストで 「紺屋高尾」
親方のおかみさんが笑える。
終わると、さだまさしがアンサーソング。

15分休憩。
既に終演予定の8時になっている。
公演開始から4時間。
私 大分集中力欠けてきました。

志の輔登場。
いきなり演目へ。
「八五郎出世せず」
八五郎の酔態は、さすが。
また さだまさしがアンサーソング。
「親父の一番長い日」

21時終演。

疲れた〜


新宿末広亭で、三遊亭白鳥 「天使がバスで降りた寄席」

2019-02-25 11:12:11 | 日記
昨夜は、新宿末広亭の2月下席 三遊亭白鳥トリ席へ行ってきました。
お目当ては、ネタ出しされていた 白鳥師の「天使がバスで降りた寄席」
この演目聞くのは2年ぶり。
日曜日の夜 寄席に出かけるのは、もう何年もないこと。
白鳥師には、マニアのファンが多いので、どれだけ客が来るかも分からず、
夜の部 開演直前に寄席入り。
最終的には、1階席は満員。
良い入りでした。

では、例によって 出演者と演目。
新作は、正確なタイトル分かりません。

あられ 道灌
この前座さん 声が良い。

花ごめ 出来心

ニックス 漫才
東京で姉妹の漫才は珍しい

青森 牛ほめ〜白鳥バージョン〜

駒治 生徒の作文

夢葉 奇術

才賀 台東区役所

扇好 権助魚
オチは、サメの切り身

小菊 粋曲
大人しそうな美人だが、吐く毒が楽しい

さん八 柳家小さん物語

小袁治 かかあ天下
「ウチのカミサンと言ったら、正蔵師匠に怒られた」は、笑える。

中入り

粋歌 保母さんの逆襲

にゃん子金魚 漫才
いつもは、金魚さんに 客席からバナナだが、今回は、にゃん子さんにもお酒が

天どん 不良クラブ

きく麿 河童の手

勝丸 太神楽

白鳥 天使がバスで降りた寄席

白鳥師を聞いた事のない客のために、今回から どんな演目か説明するというサービスぶり。その甲斐あってか、客席バカ受けでした。

市村正親&石丸幹二&濱田めぐみ 「ラブ•ネバー•ダイ」

2019-02-24 11:04:53 | 日記
日生劇場で上演中の「ラブ•ネバー•ダイ」です。
5年ぶりの再演。
今回は、ファントム役が市村正親は続投したものの、鹿賀丈史が石丸幹二と交代。
クリスティーヌ•ダーエは、濱田めぐみ 平原綾香で変わりません。

私、例によって 市村正親版&石丸幹二版観ましたが、クリスティーヌ役は、いずれも濱田めぐみでした。
今回 ファントムには、グスタフというクリスティーヌとの間にできた息子がいて、それな物語の核になっていますが、やはり父性という部分では、市村ファントムの方が、よく出ていたように思います。

ラウル役は、田代万里生と小野田龍之介
マダム•ジリー役は鳳蘭と香寿たつき
メグ•ジリー役は咲妃みゆと夢咲ねね
グスタフ役は加藤憲史郎と大前優樹
観ましたが、このなかでは、一幕ラスト ファントムへの想いを歌う鳳蘭が、圧倒的存在感。
そして、2人の子役のボーイソプラノは、素晴らしかった。

物語は、前作の10年後。
ファントムは、素晴らしい曲を書いても クリスティーヌがいないので、歌い手に恵まれないことを悩んでいる。
そこへ、クリスティーヌが夫となったラウル 息子のグスタフと一家でやってくる。
そして、その間ファントムを助けていたジリー母娘 役者が揃って 物語は動き出します。
冒頭 ファントムが朗々と歌い上げる
「君の歌をもう一度」に始まり、折にふれて流れる前作のメロディ
再会したファントムとクリスティーヌが歌う
「月のない夜」
ファントムとラウルがクリスティーヌを巡って対峙する
「負ければ地獄」
そして もちろん このミュージカルのテーマ曲でもある ラスト近くクリスティーヌが熱唱する
「ラブ•ネバー•ダイ」
など、ロイド•ウェバーらしいメロディが聞かれるのは、素晴らしい。

ただ、今作がF•フォーサイスの「マンハッタンの怪人」前作がガストン•ルルーの「オペラ座の怪人」をベースにしているためか、
物語の設定が変わっているので、イマイチのめり込めない部分もありました。