プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「一之輔春秋三夜 第二夜」

2024-11-30 09:50:49 | 日記
昨夜は、よみうり大手町ホールへ。
「落語一之輔/春秋三夜 2024秋」
春風亭一之輔独演会 第二夜
へ行ってきました。

毎年、ネタおろしの会。
しかも、昼は寄席に上がっている
という、まさに落語三昧の師匠。

今夜のプログラムは
胴切り 与いち
新聞記事 一之輔
木乃伊取り 一之輔
仲入り
帯久 一之輔
でした。

与いちが「来年1月の誕生日に、弟子一同が
プレゼントするもの」を話すと、
師からアンサーソング。
この師弟仲が良い^_^

「新聞記事」
産経&読売新聞社主催の会で
「新聞なんか読まなくたっていい」^_^
いつも以上に弾けた「新聞記事」でした。

「木乃伊取り」
ネタおろし。若旦那 番頭 鳶頭を迎えに
吉原へ乗り込んだら飯炊きの清蔵。
不案内で、吉原到着まで10日^_^
ようやく着いた吉原。
無理矢理酒を飲まされ、すっかり酩酊。
「へっころ谷小学校」の校歌を歌うのが可笑しい。

仲入り

「帯久」
仲入りの時点で、ほぼ終演時間。
最後は、なにを と思ったら
袴姿の師匠
「本所四丁目の•••」
と始まった。
「帯久」だ
こりゃ長くなる。
覚悟を決めて、江戸の世界へ没頭しました。

「新宿末広亭 神田松鯉義士伝」

2024-11-29 10:23:08 | 日記
昨夜は、末広亭。
11月下席は、恒例の松鯉先生の「義士伝」
昨夜の演目は「外伝より 鍔屋宗伴」でした。

満員確実。
座る為には、昼夜の入れ替えが狙い目。
16時ごろ入場。
高座では、昼席の主任が。
「歌は世に連れ」的な漫談。
正直、主任ネタとして聴くのは辛い。

15分休憩。

夜の部開演
狼退治 青之丞
こっぱ売り〜野狐三次より 松麻呂
奇術 ポロン
目黒のさんま 吉幸
のめる 小痴楽
コント 山口君と竹田君
東の旅発端 ベ瓶
名君と名奉行 阿久鯉
紙切り 喜之輔
谷風の情相撲 伯山
仲入り
漫才 おせつときょうた
羽織の遊び 夢丸
代書屋 円馬
曲芸 ボンボンブラザース
鍔屋宗伴〜赤穂義士外伝 松鯉

プログラムでは、喜之輔のところは
東京ボーイズだった。
芸協の誇る2大色物を見られる
と思っていただけに残念。

が、ボンボン先生から松鯉先生へと連なる出番は
さすがです。
「鍔屋」
ちょっとコミカルな部分もある話でしたが
貫禄たっぷり
やっぱりこれ聴かないと、師走は来ない。



「瀧川鯉昇ひとり会」

2024-11-28 08:59:53 | 日記
26日夜のお話です。
関内ホール 小ホールで行われた「はまらく(4) 瀧川鯉昇ひとり会」
へ行って来ました。
1度活動を終えた横浜の落語会の老舗「はまらく」が
新たに始めたシリーズ。
私は、初めて行きました。

プログラム見ると、
鯉昇 仲入り 鯉昇
とある。
あれ、前座は出ないのか
と思っていると、開演時間。
師匠の「鯉つかみ」の出囃子。

いつものように、まず、高座でニコッと。
「最近、前座を使う15分も、勿体なくって。
早く終わって1杯やりたい^_^」

シウマイ問答 鯉昇
御神酒徳利  鯉昇
仲入り
二番煎じ   鯉昇

この夏、初めて熱中症にかかったという師匠。
このマクラは、最近のお気に入りだとか^_^
「シウマイ問答」は、ご当地シリーズ。
小田原で演った時は、「かまぼこ問答」
中身は変わらない。
「蒟蒻問答」^_^

「御神酒徳利」
こちらも、最後はお稲荷様だから
会場のすぐそばにある「泉平」に関係ある気もしますが。
にしても、最後の稲荷の言い立てはお見事。
さすが、「芸協で古典聴くなら鯉昇」
と言われるだけの事はあります。

「二番煎じ」
こちらは、冬の噺。
もう間もなく12月。
この噺に、ピッタリの季節になってくる。
冬の夜の情景が浮かんでくる1席でした。



「SWA傑作選」

2024-11-27 01:39:08 | 日記
24日 有楽町よみうりホールで行われた
「SWA傑作選」
昇太 喬太郎 白鳥 彦いち
と人気落語家勢揃いで、客席超満席。

では、演目と演者
路地裏の伝説 喬太郎
空に願いを  昇太
仲入り
身投げ志願  彦いち
鉄砲のお熊  白鳥

「路地裏」
久しぶりに集まった幼なじみ。
子供の頃の地元の伝説話で盛り上がる。
「口裂け女」など、全国で話題になった伝説を取り上げ
「ほとんど伝わらないな」
は可笑しい。

「空に」
雨降家のお爺ちゃんフリオは、昇太師得意の
登場人物だが、あの可愛いらしさはすごい。

「身投げ」
この落語は、久しぶりに聴いた。
「豆腐の角に頭ぶつけて死んじまえ!」
と、師匠に叱られた若手落語家。
吾妻橋へと向かうが•••

「鉄砲のお熊」
女相撲のお話。
幼なじみの男2人と女1人。
1人は、歌舞伎役者の女方
1人は、女相撲
1人は、地元に残ってやくざ者。
久々に、地元で出会った3人は•••

「傑作選」というタイトル通り、楽しめました。

「立川流二ツ目フェスティバル」

2024-11-26 11:43:08 | 日記
相撲も終わりましたので、今日からは通常運転。
今まで溜まった「落語会」の話などを書いていきます。

まずは21日 「シアターマーキュリー新宿」で行われた
「落語立川流」の「二ツ目フェスティバル」
「シアターマーキュリー」初めて行きましたが
マルイの8階にある、収容人員130人の小劇場。
そんな濃密な空間で、志の輔師を堪能できるとあって行って来ました。

では、演目と演者
松竹梅 笑王丸
鈴ヶ森 生九郎
ふくはら 志の麿
三方一両損 らく次
仲入り
スマホの神様 志ら鈴
ガマの油 談吉
八五郎出世 志の輔

この会、メクリがない。
誰が出演するかは、チラシだけが頼り。
当然、演者が
「○○と申します」
と言うと思っていたら、言わない不心得者が2人。
らく次と志ら鈴。
満員の客がいるのだから、名前覚えて貰える良いチャンスなのに
なんでだろう?
分からない。
私の場合、
「この人誰?」
と思った瞬間に、注意力が分散してしまう^_^

それでも、さすがは「立川流」
皆、それぞれに笑わせてもらった後に
志の輔師登場。
タイトル通り「二ツ目」主体の会だけに
まさか「八五郎出世」が聴けるとは思わなかった。
人情噺の世界に、たっぷり浸った幸せなひと時でした。