プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

宝塚雪組「彩風咲奈&夢白あや BONNY&CLYDE」

2023-02-28 11:04:22 | 日記
御園座で上演中の「BONNY&CLYDE」です。
宝塚雪組の新トップコンビ彩風咲奈&夢白あや お披露目公演。
あのボニーとクライドのお話を、フランク•ワイルドホーンの楽曲に乗せてのミュージカル。
見どころたっぷりの作品でした。

1930年代の世界恐慌下
アメリカ•テキサスでは、職にあぶれた人がいっぱいいる。
クライド(彩風)も、その1人。
強盗で兄•バック(和希そら)と共に投獄されたクライド。
脱獄して、ボニー(夢白)と、運命の出会い。
映画女優に憧れていたボニー。
最初は、クライドと別れようとするが
やがて、ギャング生活に浸かっていく。
民衆のヒーローになった2人は•••

ラスト、ボニーの母に会いに行く2人。
そこには、警察隊が待ち構えている。
私、激しい銃撃戦で終わるのかと
思ってましたが、
向かうところでエンド!
予想は、ハズレました^_^

新トップの夢白あやさん
ソロナンバー「死ぬのも悪くないわ」などを
伸びやかな美しい歌声で、聴かせてくれました。
今後に、期待を持たせてくれるデビュー。
彩風さんは、刹那的に生きるクライド
見事に体現してくれました。

市村正親「市村座」

2023-02-27 09:51:29 | 日記
日生劇場で上演中の「市村座」です。
市村正親座長のもと、今回からは2人の息子さんが座員として新加入。
日生劇場で3日間の公演ですが、昨日は満席。
出演者が年を重ねれば、併せて、客席も年を取るわけですが
74歳の御大、まだまだファンも元気。
還暦過ぎた私も、頑張らねば

第1部は、落語「死神」を一人芝居仕立てで。
これも、「市村座」の名物。
過去に「文七元結」などを演じていますが
作•演出の高平哲郎さんが、うまくまとめています。

休憩挟んだ第2部。
今回の公演は、「市村正親役者生活50周年記念」と
銘打っていますが、その間に出演した40本のミュージカルの楽曲を
メドレーで紹介しようという企画。
息子さんたちも参加。
「コーラスライン」のポールの曲を歌います。
市村さんの初ミュージカルは、1973年 の「イエス•キリスト=スーパースター」
ヘロデ王 コメディリリーフの役柄ですが
圧巻でした。
劇団四季時代 「ウェストサイド」のベイビー•ジョーンは、あまり歌うシーンがなかった^_^
「オペラ座」で退団。
フリーになってからは先日卒業した「ミス•サイゴン」「ラ•カージュ」•••
多くの作品が再演されているのが凄い!

市村さんの思い出が詰まった2時間半の公演。
堪能しました。

平塚で「立川志の輔独演会」

2023-02-26 10:51:11 | 日記
昨日は、平塚で「立川志の輔独演会」楽しみました。
会場は、平塚芸術文化ホール。
駅から歩いて10分かからない。
初めて降りる駅ですので、ぶらぶらお散歩がてら
歩いていきました。

会場は、1000人以上入る立派な建物。
3階席まであるそうです。
では、早速、演目と演者
狸の札 志の大
一目上がり 晴の輔
親の顔 志の輔
仲入り
長唄三味線 松永鉄六
紺屋高尾 志の輔

「親の顔」は、金太君が可愛いらしくて好き。
試験問題を、ああいう風に考えられるのだから
きっと社会に出たら、立派な社会人になると思います^_^

「紺屋高尾」
初めて吉原に行って花魁道中を見て
高尾太夫に一目惚れする久蔵。
三年脇目も振らず働いて、15両貯める。
そして、高尾のもとへ。
なぜ、全盛の花魁が、その日だけ空いていたのか。
志の輔師は、取り次いだおばさんが、高尾が休みなのを忘れてしまった
と理由つけています。
なるほど、それなら合点がいく。
で、真心に絆された高尾は、久蔵の嫁に。
やっぱり、最後は真心!
落語は、勉強になります^_^

辻本茂雄&中田カウス「東京グランド花月」

2023-02-25 09:27:47 | 日記
昨夜は、有楽町の国際フォーラムで「東京グランド花月」楽しみました。
客席は3階まで、ほぼ満員。
吉本 人気ありますね。

1部は、ネタ。
霜降り明星 男性ブランコ NON STYLE ミキ
南海キャンディーズ ダイアン 華丸•大吉
が登場。
一番受けたのは、霜降りのアンパンマンネタでした。

休憩前は、中田カウスの「漫才のDENDO」
近代漫才の祖•エンタツアチャコから
吉本110年の歴史を彩る漫才師が紹介されるのですが
なぜかボーイズが入っていたのは、ちょっと疑問。

このコーナー、私は初めて見たのですが
カウスが若手の漫才師を紹介するコーナー。
今回は、見取り図。
彼らの素顔が、次々と暴かれ、笑えました。

後半は、新喜劇。
辻本座長の茂雄もの。
西川忠志 高井俊彦 末成映薫 浅香あき恵らが出演。
「B U S A I K U」は、相変わらず面白い。
今回、茂造の無茶振りの犠牲になったのは
清水啓之
最後は、爆笑とりました。
おめでとうございます^_^


歌舞伎座「片岡仁左衛門 霊験亀山鉾」

2023-02-24 10:15:52 | 日記
歌舞伎座で上演中の「二月大歌舞伎」第三部
「霊験亀山鉾」です。
「仁左衛門一世一代」と銘打っての興行。
その通り、鶴屋南北の戯曲で、3時間超の大作。
悪の限りを尽くす冷血漢•藤田水右衛門と水右衛門と瓜二つの八郎兵衛
の二役を松嶋屋が務めます。


水右衛門を兄の仇とつけ狙う石井兵介。
二人が出会うところから物語は始まります。
気負う兵介を前に、余裕綽々の水右衛門。
仇討ちの前に交わす水盃に毒を仕込み
兵介を殺害します。

兵介の無念を晴らすべく、
石井家の養子•源之丞(芝翫)と妻のお松
さらには、源之丞と恋仲の芸者•おつまらが
水右衛門の行方を追います。
おつまを身請けしようとしているのが八郎兵衛。
彼らの因縁が絡まりあいながら、
物語は進んでいきます。

仁左衛門と同じく芝翫も源之丞とお松の兄の二役を芝翫が演じています。
こちらも熱演。
松嶋屋さんも大立ち回りあり早替わりありの大奮闘で
楽しませてくれました。
特に、燃え上がる棺桶の中から登場するシーンは、最大の見せ場。
迫力ありました。