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プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「新間寿さん」

2025-04-23 09:19:41 | 日記

先日、久しぶりにプロレスの話を書いたと思ったら

また、プロレスの話です。

アントニオ猪木さん率いる「新日本プロレス」が

全盛期を迎えていたころ、「過激な仕掛け人」との異名を取った

新間寿さんがお亡くなりになった。

90歳。

昭和プロレスのファンとしては、思い出深い方。

「猪木対アリ」或いは「猪木対小林」など、数々の名勝負の影に

新間さんがいた。

当時は、試合の合間に、新間さんがリングに上がって

長広舌を振るうのが名物になっていました。

新日本を心ならずも、辞めることになった後は

前田日明選手をエースにUWFを設立するなど

常にプロレス界に話題を振りまいてきました。

晩年は、新間さんの作品の1つでもある

タイガーマスクの佐山聡さんと一緒に活動していた。

まさに、プロレス一筋の人生。

ご冥福をお祈りします。


昇太 喬太郎「禁演落語会」

2025-04-22 08:57:06 | 日記

紀伊國屋ホールで行われた「禁演落語会」です。

現在、紀伊國屋ホールでは「ラッパ屋」が公演中。

その内容が「禁演落語」を題材にしたもの

ということで、この会が休演日に行われることに

なった。

公演に出演している昇太 喬太郎 ラサール石井の3人が出演。

当然、舞台には、公演セットが設えてあり、3件の長屋が。

各々、自分の住んでいる家から出囃子に乗って登場する趣向。

では、演目と演者

オープニングトーク 喬太郎 昇太 ラサール

五人廻し ラサール

宮戸川 喬太郎 

紙入れ 昇太

仲入り

錦の袈裟 昇太

居残り佐平次 喬太郎

アフタートーク 喬太郎 昇太 ラサール

ラサールさんに「五人廻し」は、難しいなと思って聴いていたら

本当は「紙入れ」を演りたかったのだが

昇太師が先に取ってしまったらしい。

括りが「禁演落語」ですから、昇太師も2席とも

ほとんど演ったことがないそう。

確かに、聴いた記憶なかった。

それでも、「錦の袈裟」の与太郎夫婦など

昇太流で、抜群に可笑しかった。

「居残り」の女郎屋の旦那も、佐平次に引導を渡す場面で

「アタシは、ホントはいて欲しいんだよ。

だって儲かるんだもん」

というセリフはバカウケ!


「皐月賞」

2025-04-21 02:31:20 | 日記

ちょいドジャースの話。

佐々木朗希投手

勝たせてあげたかった。

権利はあったのですが、サヨナラ負け。

1個勝つと、自信つくと思うのですが•••

次回登板に期待です。

さて「皐月賞」

クロワデュノール1強と言われてました。

オッズも単勝1倍台。

10倍以下は、他にサトノシャイニングだけ。

数々の名馬の馬主 大魔神こと佐々木主浩さんは

「負けるシーンが浮かばない」

とまで、コラムに書いておられた。

「勝つ」と思いますよね。

レーススタートすると、4番手につけた

クロワデュノール。

良いポジションです。

後は、先頭に立つだけ。

直線、先頭に立った。

後は、ゴールに向かうだけ。

が、しかし•••

物凄い勢いで追い込んでくる馬が

モレイラ騎乗のミュージアムマイル。

エグい!

レース後の斉藤調教師の談話。

「向正面でぶつけられたのが影響した」

そうだったのですか。

仕方ない。

ダービーでお返ししてもらいましょう。

あ、因みに馬券は 3連複が的中。

トリガミでした^_^


「教皇選挙」

2025-04-20 15:23:51 | 日記

東宝日比谷シャンテで上映中の

「教皇選挙」です。

「これは選挙か、戦争か」と公式サイトに書かれているように

次期教皇を決めるコンクラーベの裏側を描いた作品。

聖職者であるはずの枢機卿たちの人間臭い

ドロドロした争いが描かれています。

教皇が心臓麻痺で、亡くなってしまった。

急遽行われる選挙。

誰かが、全投票数の3分の2を獲得するまで

何回も投票が繰り返される。

有力候補は4人いたのですが、

女性問題や不正疑惑で、次々と脱落していく。

コンクラーベを取り仕切るローレンス枢機卿も

この異常な事態に悩みは深い。

「教皇」になるつもりなどなかったローレンスだが

周囲の後押しもあり、選ばれれば就任することを決意する。

3日間 6度目の投票が行われ、ローレンス新教皇が

誕生するかと思われた時、とんでもないハプニングが起きる。

ローレンスを演じたレイフ•ファインズを始めとして

多くの名優が素晴らしい演技を披露してくれました。

 


つかこうへい「広島に原爆を落とす日」

2025-04-19 09:22:20 | 日記

神田の古本屋街をぶらぶら歩いていた時に見つけた

つかこうへいさんの「広島に原爆を落とす日」です。

つか作品は大好きなのですが、この種のものは苦手で

読まなかったし、舞台も行かなかった。

年取ると、色々気持ちも変わるもので、

改めて読んでみました。

物語は、タイトル通り、1人の軍人が、原爆のスイッチを

押す瞬間までを描いていきます。

その軍人の名は犬子恨一郎。

朝鮮の高貴な血を継ぐ男。

母の知淑は、その誇りを忘れたことはない。

もちろん恨一郎も。

彼が愛する女性•髪百合子。

広島の髪島に住む絶世の美女。

彼女も卑しい家の出で、「泣き女」として暮らしている。

が、実は、凄腕の間諜。

密命を帯び、ヒトラーに「アメリカに宣戦布告」させる為

単身ドイツへ向かう。

恨一郎は、戦艦大和の完成の為に心血を注ぐが

周りから蔑みの目で見られている。

この2人の崇高な愛を、日米開戦から終戦まで通して描いていく。

つかさんじゃないと書けない作品。

途中、読んでいて、苦しくもなりますが、その熱量は

凄まじいものでした。